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言葉を得ることは、生きること。子どもが知る「浮気」について。

「浮気ってなに?」
子どもは何でも聞いてくる。

小学生になると、会話やテレビの文脈が分かるようになる。言葉を得る力が爆発的に高まる。
(横にいて分かる)

◆言葉を得る流れ
① 新しい言葉を聞く。
② 前後関係で理解する。(間違った理解も含め)③ それでも分からない言葉をピックアップする。
④ 質問する。
⑤ 吸収する。

在宅勤務で、子どもといる時間が増えた。
聞かれる回数も増える。

聞かれたら、出来るだけ真摯に答える。
ただし、あまり詳しくなり過ぎずに。
「②前後関係」のサポート程度で。

「詳しくは辞書引いてみたら」

など、自分で調べる方向へ誘導する
(調べているか知らないけど)

昨日三男(小2)と散歩していたら、突然
「金環日食って何?」と聞かれた。

私も詳しく分からないので、
「お父さんも知らないから、調べて今度教えて」
「先生に聞いてみたら?」
「図書室に分かる本ないかね」

と、答えた。
回避ぎみですが、自分で調べて欲しいから。
言葉を得る過程で、以下を繰り返す。

疑問に思う ➡︎ 調べる ➡︎ 知る 

これができれば、人生大体乗り切れる。
言葉を得ることは、生きることだと思う。


冒頭の「浮気ってなに?」
これは、私が子どものころの話です。
小3、4ごろ。

「浮気」という言葉を、父方の祖母に質問した。
お正月、ダイヤモンドゲームをしながら。

すると、

あんたのお父さんが、あんたのお母さん以外の人を好きになって、仲良くなることや
と教えてくれた。

あーそういうことね。あーすっきりした。何となくそんな感じの意味やと思ってたけど、そうやったんやな。ありがとう、おばあちゃん。

と思った。

「そんなこと知らなくていいよ。あんたにはまだ早い」と言われていたら、スッキリ感はなかっただろう。

新しいことを知る楽しみ。
これは生きる糧になる。

子どもの成長と、言葉を得ることについて考えた朝でした。


以上、ありがとうございました☺️

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