2回目とて語彙は死ぬ｜劇場版ヒロアカ感想②

劇場版ヒロアカ、良すぎたので再び観てきた。
1回目の感想はこちら↓

この記事を書いた時の私は語彙を失くした状態だったので、もうめちゃくちゃだし感情丸出しで見てられない。
流石にもう少しマトモに感想書かないと…と思い再度観てみたけど、やっぱり脳が破壊された。

とはいえ、せっかく観てきたので再度感想を書いてみる。

では以下、ネタバレOKな方のみお付き合いください……。

　↓↓↓

---

ひとまず今作のあらすじを確認しておこう。

全面戦争の影響で荒廃した日本に、突如現れた謎の男。出久たちに対して、自らを【オールマイトに代わる新たな象徴】と称し、「次は俺だ！」と高らかに宣言するその男の名は、ダークマイト。
そんなダークマイトの傍らには、アンナと呼ばれる一人の少女が立っていた。そしてアンナを「お嬢様」と呼びながらも命を狙う男・ジュリオ。この2人とダークマイトの関係とは――！？

映画公式サイトより引用

そういやそんな話だったな……（）

いや、わかっておりましたとも。わかっておりましたけども！
本当に本当にジュリオの存在が強烈すぎて……。というかラストシーンが本当に良すぎて全部飛んだんだ……。
（ラストシーンについては記事後半で改めて書きます）

今回は、良かったな〜と思った部分をちょっとずつかいつまんで書いていきたいと思う。

まずはジュリオの初登場シーン。
紅茶を飲む時の姿勢がとっても良くて、この時点では真面目な執事さんなイメージだったなぁと。

防災無線が鳴って、紅茶セットをバタバタと片付けてデカいバイクに乗って颯爽と出発するシーンで私の心臓はﾋｭｯってなる。（好きになってしまう予兆で）

そしてOP。Vaundyの「ホムンクルス」最高……！
少年マンガというか、ジャンプらしいというか、これから始まるぞ〜！というワクワク感！
映像も、みんなのカッコイイところを全部詰めました！って感じで良かったな〜。この時点で結構満足。（早い）

ギンジって敵ヴィランがアンナちゃん連れて大暴れするところから物語が動き出すわけだけど、私このシーン1回目見終わった後完全に忘れてた。
ごめんなさいギンジ……そういえばめちゃくちゃ暴れてたしめちゃくちゃにボコされて可哀想だったね……。

ダークマイトが錬金した要塞に取り込まれちゃったご一行だけど、デクくんが騙し絵の壁にぶつかっちゃったりとか、マンホールの下に降りていく途中で個性が無くなって一生懸命踏ん張ったり（踏ん張りきれずに落下したり）のシーンで、なんだか懐かしい空気を感じた……。

あと遊園地ゾーンに吹っ飛ばされちゃったかっちゃんご一行も良かったな。かっちゃん、ツッコミに回ると本当に輝いてる。笑
かっちゃんはマジで、君をいじってくれるA組のみんなに感謝するべきだぞ。

原作ずっと張り詰めてるから……こういうギャグが沁みる……。

デボラ・ゴリーニと、彼女に洗脳されたアンナちゃんがいるポイントに最初に辿り着いた委員長たち比較的クールなメンバー。
いきなり幻影を見せられちゃうわけだけど、この幻影のシーンもみんなめちゃくちゃ可愛かったね……。

峰田くんと上鳴くんが水着美女たちに盛り上がってるのとか安定で安心した。

平和な轟家はなんかもう、私にとっても夢ですぅ……って思って胸がギュゥ…っと切なくなった。でもその後「昼は…蕎麦がいいな…」って呟いてて涙引っ込んで笑い堪えるのに必死だった。良いよね、蕎麦。

あと、尾白くんがグラサンかけてキメキメの格好で手鏡持ってドヤ顔してるの可愛すぎて笑った。尾白くん、君はそのままで十分魅力的だけど、そうやって派手を目指してるところも含めて好きだよ。

この幻影から帰ってきた後、ジュリオがアンナちゃんとのことを色々語るところさぁ〜〜〜〜本当に良いよね……。
助けたいけど、自分にはもうアンナを殺すことしかできないなんて……悲痛すぎる叫びがもう〜〜〜〜〜！（言葉にならない）

執事モードの淡々とした喋りがあったからこそ、素が出て声を荒げるシーンが引き立つよね〜〜〜！宮野真守の演技が素晴らしすぎる……流石です……。もう、流石としか言いようがない。ありがとうございます。。。

A組一同がさ、口々に一緒に助けようっていうの、圧倒的光って感じで眩しかった……。みんなヒーローの顔してて頼もしい。
そしてみんなに励まされて決意を新たにするジュリオの顔…！！！覚悟が決まった男は3割増しでカッコイイな！！！

デクくんの戦闘シーンが多めなのはまぁ主人公なので当然として、今作は他のA組メンバーたちも見せ場が結構あったのが嬉しかったな。その辺りは前作（3作目）よりも2作目に近いかなと思った。

個人的に耳郎ちゃんがかなり好きなので、索敵だけじゃなく戦闘でも活躍してくれたのがめちゃくちゃ嬉しかった！ハートビートサラウンド好きー。

それにしてもやっぱり、かっちゃんと轟くん、あとパパ（エンデヴァー）の戦闘シーンはとにかく派手で見応えあるよなぁ。これはマジで映画館で観て良かった。4DXヤバそう〜…！（何度も座り直さなくてはいけないほど吹っ飛ばされるともっぱらの噂）

あと思ったのは、来てほしい時に来てほしいキャラが来てくれるよな〜と。
プロヒーローが突入してきてくれるところとか熱かった〜！
常闇くんのところに降り立つホークスとか、め〜〜〜〜っちゃ格好良かったね！！

雄英生が優秀すぎて忘れがちだけど、みんなまだ高校生、子どもなんだよね……。
だから、本当にヤバい時ちゃんと大人が助けてくれるの本当に安心するし、プロヒーローが来てくれた時のみんなの安心した顔を見て「あぁ、高校生だな」って感じられるのが何か良いなって思うんだよな〜。
それが、ヒロアカという作品を良いなって思う理由の一つでもある。

ダークマイトとの最終決戦は、少年マンガ〜！って感じのド派手な演出。ボンズ様、ありがとうございます。最高でした。

デクくんたちはもとより、ジュリオがさぁ〜〜〜（またジュリオの話）
気絶してるのにサポートアイテムでデボラを追い詰めるの最高すぎない？？？？？
義眼がぎょろぎょろ動き始めただけでも興奮したのに、左脚のギミックで飛行するの、心の中でひゃ〜〜〜！！！って声出た。映画館でよく耐えられたなって自分を褒めたい。

かっちゃんと轟くんが、それぞれにオールマイトへの気持ちを語るところも良かったね……。
最後に「「そうだろ！デク / 緑谷！」」ってデクくんに繋げるのエモすぎて泣いた。

暴走するアンナちゃんをジュリオが鎮めて（ここの必死なジュリオ最高だったぁ〜〜〜〜〜！！！）、デクくんたちがダークマイトを今度こそ倒して、この物語は終わりを迎える。

さぁ、ラストシーンだよ！！！

も〜〜〜〜〜〜ジュリオがさぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！
「契約は終了ってことだ。自由だよ」ってアンナに言って去っていくの、不器用かよ！！！！！

なんでお前は！！！使用人としてしかアンナの隣にいれないって思っちゃうんだよ〜〜〜〜〜〜！！！
お前が「私は使用人ですので」って言った後のアンナちゃんの顔ちゃんと見たことある？？？ちゃんと見て？？？てか絶対分かってるよね？見て見ぬふりしないで？？？？？ねぇ！！

って思ってたらアンナちゃんが後ろから追いかけてくるのね！！！！！

ジュリオ「聞いてなかったのか」
アンナ「聞いてたわ」

ぎゃーーーーーー！！！アンナちゃん！！！
ジュリオの言葉をさ、言葉通りに受け取らないところがさぁ……分かってるって感じでめちゃくちゃエモ…………。

極め付けは
「良かった。これで対等ね」

アンナーーーーーーーー！！！！！（号泣）

夕焼けをバックに抱きしめ合うの最高のハッピーエンドだった。
ジュリオがちょっと戸惑いながらアンナちゃんの背中に手を回すの、これまでのジュリオの色んな想いがぜ〜〜〜んぶ込められている感じがしたし、アンナちゃんのこと本当に大事なんだっていうのが手に取るように分かって最高オブ最高で拍手喝采だった。はぁ〜〜〜〜2人で幸せになってくれ……。

結局こういう幸せな恋愛が一番沁みるな〜と思った。純愛がいいね。。。と、しみじみ思う筆者なのだった。

豪華版パンフ買えて満足

入場者特典のコミックで、ジュリオとアンナちゃんの身長差が15cmと知って爆萌えでした。隅々まで最高だぁ……！ありがとうございます！！！

山下大輝さんのインタビューを読んで気づいたけど、前の劇場版ってもう3年前なの…？震えた……どうりで記憶がちょっと曖昧なんだ……。
この時のオリジナルキャラクター・ロディくんもめちゃくちゃ大好きだったので、こちらも見直したい。

マジでこの夏忙しいな！！！