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看護師からケアマネージャーへの転身  バランスを取りながら新たな道へ

今日は、私の看護師からケアマネージャーへの転身の物語をお伝えします。
私は看護師として17年間働いてきた経験を持つケアマネージャーです。
私は4人の子供を育てながら、看護師としての仕事に携わってきました。しかし、子供たちの成長と共に、看護師としての体力的な負担や夜勤の負担が増えてきたことから、新たなキャリアを模索することにしました。

ケアマネージャーという職業に興味を持ったのは、看護師としての経験や知識を活かしながら健康と福祉を継続的にサポートし、より広範な役割を果たすことができると感じたからです。また、ケアマネージャーは事務作業が多い為夜勤や体力の負担が減り、家族との時間を今よりも増やせる可能性があるのも魅力の一つでした。
ですが、転身の決断は簡単ではありませんでした。なぜならケアマネージャーの給与が看護師よりも少ないことはデメリットであることを認識していたからです。しかし、私は自身の身体と家族との生活を考え、将来的な安定性と心の充実感を求めて、ケアマネージャーに転身することを決めました。

転身のためには、まずケアマネージャーの資格を取得する必要があり、資格取得要件には看護師の実務経験が5年以上となっています。
仕事、子育てをしながら時間を見つけてはケアマネージャーの資格取得の為、日々勉強をしました。
その努力が実を結び、6年前にケアマネージャーとしてのキャリアをスタートすることができました。

ケアマネージャーは、利用者さんやその家族のケアプランを作成し、医療や必要な介護保険のサービスの手配を行う役割を担います。また、利用者さんとのコミュニケーションを通じて、彼らの健康状態や生活環境の変化を把握し、必要なサポートを提供することも大切な任務です。そのため、ケアマネージャーへの転身には、新たな知識やスキルの習得が必要となりました。
特にケアプランの作成や介護保険の知識が重要です。
介護保険の知識について学びながら専門の研修を受ける事で不足している知識を補い、コミュニケーションスキルやリーダーシップスキルを磨く事で自信をもって業務にあたれています。

転身してからの6年間は、看護師としての経験が私のケアマネージャーとしてのキャリアに大いに役立っています。
看護師としての経験が私に与えた最大のメリットは、医療知識や臨床経験です。これを活かすことで、利用者さんの状態やニーズを正確に把握できます。また、医療機関や介護施設との連携を円滑に行う事が出来るため、より効果的なケアプランの立案やサービスの提供ができ、看護師としての経験から培われたコミュニケーションスキルやチームワークも、ケアマネージャーとしての業務に活かされています。
そして、私生活の面でも夜勤の負担が減り、家族との時間を大切にすることができるようになった事で体力面ではケアマネージャーの方が働きやすいと感じています。
しかし、収入面については、看護師からケアマネージャーに転身するときに収入が下がってしまうのはよく聞かれる事実なのですが、ケアマネージャーは介護業界では高めの水準にあるので就職する企業によっては大きな差はないこともあります。
また、ケアマネージャーを5年経験し主任ケアマネージャーを取得すれば、一人で独立する事も可能です。

転身の決断は大きな一歩でしたが、私はその選択を後悔することはありません。ケアマネージャーとしてのキャリアを通じて、利用者さんやその家族の生活をサポートし、彼らの笑顔を見ることができる喜びを感じています。
また、ケアマネージャーとしての仕事は、チームとの協力やコミュニケーションが欠かせません。新たな職場で新しい仲間と協力しながら、利用者さんのケアに取り組むことは、私にとって大きなやりがいです。
私のように、看護師からケアマネージャーへの転身を考えている方々にとって、一つの参考になることを願っています。
自分の夢や目標に向かって努力し、自己成長を遂げることは決して容易なことではありませんが、その先には新たな可能性と充実感が待っています。
もし、看護師としての経験を活かしながら、より幅広い役割を果たすことに興味があるのであれば、ケアマネージャーという道も一つの選択肢として検討してみてはどうでしょうか

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