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モモ

#モモ

#ミヒャエルエンデ

出版社 ‏ : ‎ #岩波書店

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作

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1975年に出版されたとは思えないほど、現代に響くメッセージがあった。

モモの聞く力の影響、そして、時間に追われた人たち。

仕事に追われ、お金を稼ぎ、人と関わる時間、

こどもと関わる時間を奪われ、こどもは寂しい思いをしている。

本人は気付かないうちにどんどん時間泥棒に奪わる。

なにを大切にして生きたいのか。

時間の大切さ、時間の使い方を考えさせられる本でした。


モモの仲間のジジとボッヘの性格、こどもと大人の関わり・時間に対する考え方の違い、時間泥棒の性格・葉巻がないと消えてしまう設定、心のない人形、ゆっくりしか歩けないのに未来が分かるカメのカシオペア、時間を表す花など意味があると感じた。

…カシオペアかわいかった🐢

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🌸: ラナンキュラス、バラ、スイートピー


#読書記録 #萌本棚

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