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失敗から学ぶ、自分の立ち位置

こんにちは!デザイナーの木下です!

フリーのデザイナーとしてもっと活動を広げて行こうとしており、
おかげさまで、お声がけをいただくことが増えてきました。

いろいろな業界の方からご相談をいただくようになってきて、
私の中で見えてきたのが

『商品・サービスが作られるはじまりからデザインしたい』という欲求と、
『現実のご依頼』との乖離でした。

依頼を受けた時のジレンマ

よく「〇〇を作って」とツールの名前でご相談いただきます。

その時、私が最初に考えるのは、
商品の外側だけの見せ方だけに限らず、
作られた背景や想いをどうやって感じてもらうか。

デザイナーへのご依頼方法は、
ご依頼が商品開発から販売、商品の成長という一連の流れの『一部』であったりする訳です。
(ex.チラシだけ など

ものを作っただけでは売れない時代、この一部だけ考えて売れるのだろうか?
デザイナーのできることは、これだけしかないのか?

商品開発中の場合

私自身もデザイナーとして自分のスキルを商品を考え、
どう市場に出すかを検討します。
完成された『売れる商品』にするのは、
詳しくは、お客様に聞いてみないとわからない。
一人では難しいと感じました。

考えてみたものをモニターさんに意見を聞いたり、実際にサービスを受けていただいた方に指摘してもらったり。改善していき、初めて完成する。

商品の見栄えをまず良くすることだけにとどまり
商品自体を広く知らせるまで、予算がない場合があります。

一旦、市場に出してみて『売れるようにしていく』ために
『みちしるべ』をクライアント、ディレクター、デザイナーの中で共有する事が大切だと考えています。

一旦出してみて、「売れなかったからおしまい」てはなく、
「では次、どのような対策を立てようか」
「今、現在地はココだから、目標達成までこう頑張ろう!」
と捉えて、分析と施策を継続的にしていくためにです。

開発中の商品の良さを掴むために

クライアントが普通だと考えている事が、側から見ると「ええー!凄いこだわりですね!」とビックリすることがあります。

それを掴むため、現地に向かったりオンラインでお話を伺い
隠れている良さを掴み、伝えていきたい。

そこを見つけて、ぜひみなさんにいろいろな方法でお伝えしたい。
紙ものだけでなく、SNSでもいいですし、Webページでも

最初から、そんなすべてをまかせていただけるようなご依頼は
なかなか無いかも知れません。

ですが、この、「ものが売れない時代」
どうやったら商品やサービスに愛着を持ってもらい、売れるようにしていくかを
一緒に考えていきたいと考えています。

そのために、
初期広告費用を抑えながら、
売れる仕組みを継続して作っていくという視点が必要だと考えるようになりました。
見積を出すのも、そのあたりも踏まえながら考えなくてはと思ってはいましたが、より、痛感するようになりました。

反省すべき点

私自身、ただ「デザイナー」としか名乗ってないため、
「何ができるのか?」や「どういう仕事を得意としているのか」を紹介し切れていないと実感しました。

『どういうデザイナーに見られたいか』をはっきり伝えていく事で、
誤解や失注を無くす取組を、もっとしようと考えています。


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