赤いごぼうのカラダハックvol.1～笑顔最強説～

初めて円周率＝πと習ったとき、π×πはぱいぱい(ππ)やん！と喜んびつつ、え？ぱいが丸いからそこから来てるのか！？と健気に思っていた赤いごぼうです。
（ちなみに、本当は周辺・円周・周などを意味するギリシア語のπερίμετρος（ペリメトロス）あるいは περιφέρεια（ペリペレイア）の頭文字から取られたそうです。）

最近笑ってますか？
相棒に誘われてルミネ座吉本行ってきたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです！
爆笑！！
行った事ない人はぜひ一度生でお笑い見てみてください。
ちなみに、子供は1日に400回笑うのに対して大人になるとわずか15回にも減ってしまうそうですよ。
約1/27回になっちゃうという。なんだか悲しいですね。
で、よく笑顔についての効能は聞きますよね。笑ってるといいことがあるんです！
笑うって最高！という話をしたいと思います。

１、笑顔でカラダが強くなる

これ聞いたことありますかね？
実は人のカラダって若くて健康でも1日3000～5000個ぐらいがん細胞が発生してるそうです。
で、このがん細胞とかカラダに入ってきたウィルスとかをせっせとやっつけてくれてるのがNK(ナチュラルキラー)細胞。
笑うとこのNK細胞が活性化するんですね。
メカニズムはというと、
・笑うと脳の前頭葉という部分に興奮が起きます。
・それが免疫をコントロールする間脳に伝達されます。
・間脳が活発に働きはじめ、無数の神経ペプチドという情報伝達物質を作り出します。
・この物質は、それがいい情報なのか悪い情報なのかを判断し、その判断によって自分の性質を変えます。
・楽しい笑いの情報は、善玉ペプチドとして血液やリンパ液を通じて身体の中に流れＮＫ細胞の表面に付着します。
・それに反応してＮＫ細胞の働きが活性化し、免疫力がアップするということです。
実験だとこんなのもあります↓

2017年5～6月の計4回、漫才や落語を鑑賞した患者と、鑑賞しなかった患者のそれぞれ約30人の血液を採取して分析した。その結果、落語などを見たグループは2ヵ月で、NK細胞を活性化するタンパク質を作る能力が平均で1.3倍上昇した。NK細胞自体も、増加する傾向があった。

病院で動物と触れ合って病状が回復したというのは動物とのふれあいで笑顔が生まれてNK細胞を活性化させたということなんですね。
笑顔最強。

２、笑顔で記憶力アップ

実は！笑ってると記憶力よくなるんです。
なんでー！？
記憶をつかさどってるのは海馬というところなわけですが、この海馬、ストレスにめちゃくちゃ弱い。
ストレス感じちゃうと働きが鈍っちゃうんですね。
というのは、心理的・肉体的ストレスがかかったときに出てきちゃうコルチゾールの影響を受けちゃうから。
ここで笑顔登場。
笑うとこのストレスホルモンであるコルチゾールが出てくるのを抑えてくれる！
だから笑いによって海馬がコルチゾールから受けるダメージを減らしてくれるわけです。
なので、海馬がしっかり働いてくれるので記憶力がアップするというわけ！

みなさん、明日からニヤニヤしながら勉強しましょう(笑)

３、笑顔でしあわせMAX

で、よく言われてるのが、笑顔で人は幸せになるって話。
ここで欠かせないのが「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン。
セロトニンは実は90％は腸で作られてて、脳で作られるのは2％程度。
でもこの2％がすごいんです！
セロトニンは抗うつ剤にも使われますが、こんな効果があります。・感情や気分のコントロール
・精神の安定に深く関わっている
・消化や排便
・体温調節
​セロトニンはカラダをリラックスさせる効果があるわけです。
で、多幸感を得られるわけです。
後半は腸で作られるセロトニンの作用ですね！
「え、セロトニンどばどば出たらめっちゃ多幸感感じまくりじゃん！？」と思った人。僕もそう思いました。でも何事もやりすぎはNGのようです。
さてさて、じゃあ笑いとセロトニンって？
セロトニンは楽しいことや幸福に感じると出るので、笑いと連動してるわけです。
笑ってると、脳が楽しい！ってなって、セロトニン出せー！ってなるわけですね。
ほかにも、笑いによって幸福物質ドーパミンや快楽物質エンドロフィンが分泌されるといわれてます。
笑顔だけで幸せになれるとか素晴らしすぎますね！

笑いにはそんな効果があるわけですが、実はこれら、つくり笑顔でも同じ効果が得られるんです！
笑ってると筋肉の動きと連動してとかとかで脳が​誤認するんですね。
るろうに剣心の瀬田宗次郎は免疫アップで記憶力も高くて幸せホルモンドバドバで最強ですね。
日本は幸福度が低いといわれてますが、ストレス多くて笑いが少ないんでしょうね。
笑いが日本を救う！お笑い芸人って尊い仕事だな～と思います。