見出し画像

『ユニ春!ライブ2023』YOASOBIレポ(2023.03.11)


お天道様もYOASOBIのLIVEを楽しみにしていたかのよう。


会場のグラマシーパークに入ったのは10時30分頃。
すでにブロックの区分けがされていたため、迷うことなく指定のエリアに進むことができました。
また至るところにクルーの方々がスタンバイされていたので、「もうすぐLIVEが始まる!早くエリアに入らな恐竜に追いかけられる!」と焦ったとしても全く問題ございません。

ちなみに私たちのブロックはE。
ABCDEFの6ブロックに分けられており、EFのみ後方の位置付けでした。
またABCDブロックとの間に通路が整備され、観客はもちろん撮影スタッフがここを行き来するようにできていました。


終演後の帰り道で

会場時間から1時間経っての到着だったので、すでに今か今かとLIVEを待ち構えている多くの観客の姿が。
Eブロックにもかなりの観客が見られたため、「ikuraちゃん見づらいかも…」としょんぼりしていましたが、意外にもYOASOBIのメンバーたちが肉眼でくっきりと拝める近さでした。

そして10時45分に開演。
まず先にサポートメンバーの皆さまが登場。
楽器の状態をチェックされている間に、USJとのコラボ楽曲『アドベンチャー』が会場全体に響き渡る。
どこからともなく流れる歓声。
この時私のブロックからは見えなかったのですが、Ayaseさんとikuraちゃんがステージに移動されている最中だったようで、この姿を見たファンたちが一気にはじけたのだとか…!

YOASOBIはもうすぐそこにいる!と思ったその時キックの音が流れ始め、『群青』で幕が開ける。

青い襟に黄色ベースのジャケットのikuraちゃん、
黄色の襟に青色ベースのジャケットを纏った 
Ayaseさんが登場。
ikuraちゃんのリボンを巻いたヘアスタイルも本当に素敵。
【YOASOBIらしさ】かつ【USJらしさ】も取り合わせた衣装を見るだけで心臓が群青のキックと同時に跳ね上がるのを感じました…!

「今日は楽しんで行ってね!」
ikuraちゃんの透き通る声は今でも忘れられません(;_;)

続く『三原色』では楽曲のキーとなるリズムに合わせてikuraちゃんが手拍子を誘う。
「だけど今日だって/あっけないほど/あの頃のままで」この合いの手は絶妙に良かった!
隣にいた母(55歳)もノリノリで手拍子していました。

『もう少しだけ』ではそれまでのヒートアップした会場を包み込むような始まり。
雲1つない青空が楽曲の魅力をさらに伝えているような感じが伝わってきました…!
遠方から来たと見られる3人組の学生、ニコニコ笑い合うお母さんとお子さん、周りを見渡せばハッピーオーラで溢れ、何ともいえないほっこりした気分に。

4曲目の『ラブレター』ではikuraちゃんの呼びかけに合わせ、キティちゃんとダンサーがステージに姿を見せてくれました。
キティちゃんは大切な人への想いを表現するかのようなダンスを披露。
キティちゃんとダンサーたちのキラッキラの笑顔とキレッキレのダンスを見ていると、『もう少しだけ』と同様こちらまで晴れやかな気持ちになりました。

『祝福』『怪物』はアップテンポの楽曲に合わせて私たちも手拍子を。
サビではikuraちゃんAyaseさんに向けて腕を伸ばしたり、人差し指を立てて盛り上げる観客も。

『ツバメ』が始まる数分前にはエルモたちセサミストリートのキャラクターたちが間違えて(?)登場するハプニングも…!
(この演出めちゃくちゃ好きでした!)
ikuraちゃんの「エルモ待って!まだだよ!」の声可愛すぎました…!
エルモの仲間を見ているとMVの色鮮やかなが映像が頭に浮かんでくるほどでした。

『好きだ』では少し落ち着いた雰囲気に。
学生時代の友達とのやり取りが自然と思い出されたり、「もう一度言うよ/私君のことが」で締めくくる歌詞にちょっとだけ酸っぱさを感じたり。

その後『ハルカ』の導入部分では、ikuraちゃんが卒業を控える学生たちに向けてのメッセージを。
私がもしも今学生だったら、この曲を聴きに行くために友人を誘ってUSJに行くだろうなとしみじみ。
声出しOKのLIVEだったので友達と顔を見合わせて歌っている観客を見ると、まさに【ユニ春】だなぁと。

残り2曲のところで、ikuraちゃんが「あと2曲です!」とマイクをこちら側に向け、「え〜!」の声出しを誘導(笑)
ikuraちゃん: 「もっといけんじゃないの〜?」
観客: 「えええええ〜!」

楽曲をもっと聴いていたいと思う気持ちに浸りつつあると、『夜に駆ける』の冒頭フレーズが。
休む間も無くラストの『アドベンチャー』へ。
スヌーピーをはじめエルモやキティちゃんなどキャラクターがノコノコと勢揃い。
これでもかというくらいの贅沢なステージで、
どこかを切り取ってポスターとして飾っておきたいほどの光景でした。


スヌーピーもノリノリに踊っていらっしゃいました!

学生時代もコロナを言い訳にしたくないけど、「あれあかん、これもダメ」たくさんの制約がある中での生活にしんどさを感じたり。
就職活動でも画面越しの面接だったり、人事が顔を見せない光景が普通になりつつあって。
「こんな状況もいつか終わるやろ〜」と気楽に考えるようにしても、いつ終わるのかわからない不安定な状況に嫌気がさす毎日。

楽曲に合わせて自然と口ずさめたり、真っ青な空の下でのLIVE、やっと当たり前のことができたんだなぁと思うと心が満たされる思いがじわじわ込み上げてきました。
観客のかけがえない思い出を創るように準備をしてくださったYOASOBIさん、スタッフさん、USJのキャストさんや企画の方々、後日特集でこの取り組みを伝えてくださったメディアの方々、本当にありがとうございました!

『本当にここに来れて良かったな』。

この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,167件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?