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わたしも大人の発達障害を抱えています。

一時期、ヘルプマークをカバンに付けていたのですが。ある時、ディスカウントストアで、カバンに付けているヘルプマークに向かって体当たりをされたことを機会に、付けるのをやめました。

一時期、障害者の「自立」が言われていましたが、おそらくは「自律」の取り違えで間違って使われた言葉なのだと思います。 ノーマライゼーションはなんら合理的配慮ない暮らしを目指すことを強要するものではないはずです。

法律で解決するものなのか、制度で解決するものなのか、一般常識としてもらうことで解決することなのか、思いつきませんが。 わたしは、いま、とても困っていることがあります。

それは、自分の障害を 本当の意味で受け入れることができないということです。

わたしは、脳神経に障害を抱えてしまっているので、どうしても「できない」ことがあります。 しかし、世の中でその「できない」が通用しない場面があるのです。 なので「できるふり」をしないと、世の中で生きていけません。

自分の障害を「できない」と受け入れることが許されないのです。

もしうけいれてしまったら、このひとは「やらない人」「おかしな人」「まちがった人」という烙印を押されて。排除されるのです。

ディスカウントストアで、ヘルプマークに体当たりをしてきたあの女性のような人は、他にもたくさんいるのです。

どうか、自分で自分を認めることが許される世の中であって欲しい。他人が認める自分でなければ生きていけないような世の中でなくなって欲しいと、ここに願うわけです。

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