見出し画像

財務会計システムの主な機能


財務管理システムの主な機能

・伝票入力
入金伝票、出金伝票、振替伝票など、取引を伝票として入力する機能です。紙の伝票での記録が従来の方法であるため、伝票入力といわれますが、実際に伝票を作成するというよりは、仕訳入力・登録に近い作業となります。

・帳票作成
現金出納帳、総勘定元帳など、伝票の取引状況から転記して作成する帳簿を作成する機能です。通常の財務会計システムでは、伝票入力(仕訳入力)によって、自動的に帳簿に勘定科目と金額が反映されるようになっています。

・自動仕訳
自動仕訳は、これまでの仕訳データを予測して自動仕訳を提案する機能です。AI機能が搭載されているシステムなど、一部の財務会計システムに備わっています。

・データ連携
データ連携機能は、銀行の入出金データ、クレジットカードデータなど、外部のデータを会計システム上にデータとして取り込む機能です。金額やすべての取引がデータとして取り込めるため、入力ミスを軽減できます。自動仕訳と同じで、一部の財務会計システムに備わっている機能です。

・決算書作成
入力したデータをもとに、貸借対照表や損益計算書などの、財務会計に必要な決算書を作成する機能です。

・帳票等の出力
作成した帳票や決算書を出力する機能です。印刷のほか、システムによっては、PDFでの出力、csvなどでの出力が可能です。

・固定資産管理
固定資産は、取得した資産ごとに管理する必要があります。資産によって償却期間が異なりますし、償却方法(定額法や定率法など)も異なるためです。多くの財務会計システムには、固定資産を適切に管理するための機能が備わっています。


スクリーンショット 2022-03-07 13.05.32

バックオフィスの効率化などのご相談は下記まで気軽にお問い合わせください。
yamashita.shotaro@moneyforward.co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?