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挫折を乗り越えプロダクトの未来を描くプロダクトマネジャーへ

こんにちは!株式会社リクルートの旅行領域で『じゃらん遊び・体験』のプロダクトマネジャーをしている大田です。 
本記事では、私が普段している仕事やこれまで積んできた経験の一部を紹介させていただいます。
これを読むことで、リクルートで働くとどんな未来が待っているの?というイメージを少しでも持っていただけると嬉しいです。

プロダクトマネジャーってなに?

まずは、私が普段している仕事について説明します。 
プロダクトマネジャーは、プロダクトの成長戦略・戦術を立て、それを実現するべく様々な施策や案件を起案・実行していくというのが仕事になります。
下記の図のプロダクトマネジメントの部署での仕事の一つになります。 

簡単に仕事の流れを箇条書きすると下記となります。

・プロダクトが目指すべきゴールを設定する
・ゴールへたどり着くためにいつまでに何を達成するか(マイルストン)を決める
・マイルストンを達成するために必要な施策や案件を起案・実施する
 ・施策や案件を通してマイルストンの達成に近づいているか、KPIをモニタリングしながら必要に応じたチューニングを行う

この仕事は責任も大きく日々の業務も大変なことが多い一方、特等席でプロダクト作りやグロースに関わることができるので、圧倒的な成長スピードや成長角度を手に入れることができます。


なぜリクルートを選んだのか?

ここで少し、私がリクルートに入った経緯をお話ししたいと思います。
私は学生時代にサークルの立ち上げや起業などの経験をしているのですが、その中で下記の思いを強く持つようになりました。

・自分が納得のいくプロダクトを自ら作り、世の中で広く使ってもらいたい
・自分の好きなアニメなどのコンテンツビジネスを仕事にしたい

このような背景から当時はIT業界やアニメ業界の数社で入社を悩んでいましたが、ビジネスとしての結果を出す力を最短で身につける目的で、事業×ITで大きな成果を出していたリクルートへの入社を決めました。

入社を決めた当初は、自分の好きな業界へ行かなくて本当に良かったのかと悩んだこともありましたが、当初の目的達成に近づいている実感を持てている今となっては、当時の選択は間違っていなかったと思っています。

学生時代の画像
学生時代に起業した学習塾


入社4年目で念願のプロダクトマネジメント部門へ

ここからはリクルートへ入社して以降の話をしていきたいと思います。
先述した通り、私はこの会社での目標を「自分が納得のいくプロダクトを自ら形にして世の中で広く使ってもらう」力をつけるとしていたので、入社当初からプロダクトマネジメントを行う役割を担って経験を積むことを目指していました。
しかし、プロダクトマネジメントにはプロダクトデザインや開発、マーケティングなど非常に幅広いスキルや知識が必要です。

引用:https://teamhackers.io/what-is-product-management

私はこの会社に入った段階でそうしたものを一切持ち合わせていなかったため、初心者からでも比較的にチャレンジしやすそうだったプロダクトデザインや開発ディレクションを行う部署への配属を希望し、アサインされました。 

こうして入社後は、アプリやウェブプロダクトの小さな改善に関わるプロジェクトに一員として携わることからスタートし、周囲の助力もあって3年目には開発費5,000万円を超える大規模プロジェクトのプロジェクトリーダーとしてプロダクトのローンチまで走りきることができるようになりました。


ここまでで「顧客の課題・ニーズを構造的に整理し、必要な機能やUIに落とし込んでプロダクトを作る」というスキルが身につけられたと感じたため、当時の上長に当初から希望していた部署への異動を希望する旨を伝えました。
そうして、入社4年目に念願だったプロダクトマネジメント部門への異動が叶い、立ち上げから間もなかった旅行業務支援プロダクトのプロダクトマネジャーに抜擢されました。


大きな挫折を経て描く未来

プロダクトマネジャーになってからも順調にスキルを身につけて活躍する姿を思い描いていましたが、現実はそれとかけ離れたものでした。
立場が変わってプロダクトのKGI・主要なKPIの目標達成という重責を担うようになったことで、日々、目の前の数字を追いかけて自分が主導する施策を実行することで手一杯となってしまったのです。

その結果、「プロダクトの未来を描き、そこへ辿りつくための道筋を整理して必要な打ち手を実行する」というプロデューサーとして最も大事なことをやりきれずに、2年という時間があっという間に過ぎていってしまいました。


このままでは追い求めていた自分になれないと自分の中ではとても焦りを感じていましたが、コロナ影響も大きかった期間でのハンドリングを評価してもらい、規模がより大きなプロダクトである『じゃらん遊び・体験』にアサインされました。

『じゃらん遊び・体験』では、以前実現できていなかったプロダクトマネジャーとしての本質的な仕事をやり切るべく、「プロダクトとして目指したい未来の姿を描き、それを達成するためのマイルストンの設定を完了させる」という抽象度が非常に高いミッションを最優先度事項として設定し、チャレンジしています。
このミッション達成までにはもう少し時間とパワーをかける必要がありますが、だんだんと形になってきている実感を持てており、とても充実した毎日を過ごせています。


直近で目指しているのは、上記のミッションを達成して事業成長を実現することですが、もう少し中長期的には、手に入れたプロダクトマネジメントやグロースの知見・スキルを生かして、多くの人から必要とされるプロダクトを生み出し、大きく成長させるという学生時代からの夢を実現させたいと思っています。


最後に

ここまで、ほんのわずかですが、私が普段している仕事とこれまでしてきた経験について紹介させていただきました。
この会社には上記以外にも色々な職種があり、共に働く仲間は本当に多様性に富んだバックグラウンドや強みを持っています。
リクルートのことが気になった方やもっと色々知りたい方は、他の記事やホームページの情報もチェックしてみてください。


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