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365日人材募集する採用計画

こんにちは、ヤマタクです。

最近、「日が長くなったな~」と感じませんか。朝夕はまだ寒さが残りますが、日中の日差しに春の訪れを感じる今日この頃です。気分もウキウキと高まってきますね。

春と言えばもうすぐ3月、卒園式・卒業式の季節です。また、2022年新卒の就職情報解禁ということで、就活生の動きが活発になる今、転職市場の状況が気になる方もいるのではないでしょうか。

弊社オレコンでは季節や市場に関係なく、年間を通じて人材を採用・募集しています。

「そんなに忙しいの?」という声が聞こえてきそうですが、今回は弊社が実施し、コンサル先の会社様にインストールしている採用について書いてみたいと思います。


データでみる中途採用の最適時

はじめに、厚生労働省が公表している、「一般職業紹介状況」のデータから、繁忙期と閑散期について見ていきます。下記画像の右側グラフより、令和2年(2020年)における、求人・求職及び求人倍率の推移が追えます。

繁盛期とは、転職市場において企業の採用活動と、転職希望者の転職活動が活発になる時期とが重なった状態の時期を指します。一方、どちらの活動も不活発な時期は閑散期と言えます。

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厚生労働省 一般職業紹介状況(令和2年12月分及び令和2年分)

例年同グラフは同じ形で推移しており、求職数が最も増える時期は4月、逆に最も落ち込む時期は12月です。しかし、今回はコロナ禍の影響を受けたせいか、年間を通して求職数はほぼ一定に推移しています。

一方、求人数に関して最も増えるのは例年1月で今回も同様の結果となっています。また、5月と12月は落ち込むのが一般的ですが、令和2年は5月に落ち込んで以降、12月までほぼ一定に推移しました。

今後、「繁忙期は1月、閑散期は12月」という例年通りのサイクルに戻る場合は、採用競合の少ない12月が中途採用にとって最適な時期と言えるかもしれません。


1年中、採用活動した方が良い理由

しかし、中小企業やスタートアップの採用活動は、人手が必要になった時では遅すぎる、中途採用の最適な時期を待つのも不要、これが結論です。

残念ながら、多くの求職者は大手や有名な企業へ転職したいと考えるもの。採用したいときにすぐに見つかるとは限りません。

前述した厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、令和2年平均の有効求人倍率は1.18倍でした。コロナ禍の影響で前年の1.60倍を0.42ポイント下回りましたが、人材競争は激化したままです。

有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数

倍率が1を上回れば求職者数よりも求人企業数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。

また、優秀な人材を見つけるのは簡単なことではありません

弊社の実績でいえば、採用率は応募総数に対して0.1%程度です。常に採用活動し続けることで、優秀な人材を獲得する機会を増やさなければなりません。


いま人材を雇っても「仕事がない」?

「今、人を雇い入れても、お願いできる仕事がない」「人件費がかかるだけでは」と考える方もいるでしょう。

しかし、社内で「仕事がない」ということは、ほぼないと考えます。

なぜなら、ビジネスは常に競合との戦いだからです。競合と比較して負けている点を改善するか、他の強みをつくらなければ、会社をたたむ結果になりかねません。

新しい人材が入社したら、すぐに今の仕事を引継ぎ、経営者や先輩スタッフは「競争に勝つための仕事」に取組みます。

複数人が一度に入ってきたときには、覚えの早い人ほど多く引継いでいただきます。

また、更に新しい人が入社すれば、その方へ引継ぎ、覚えの早い人は競争に勝つための仕事にとりかかるという仕組みです。

つまり、オレコン式では、入ってきた人に「仕事がない」ことはなく、引き継いだ「経営者や先輩スタッフの仕事がなくなる」ことになります。

経営者や先輩スタッフは顧客のニーズを精査し、競合に勝つべく未着手の新しい仕事に注力していくべきではないでしょうか。


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弊社では記事に書かせていただいたような、オレコン式採用人事サービスを各種提供しています。

少しでも興味をもってくださった方は、ぜひフォローください。今後も色々と発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。


また、採用・人事に悩みや疑問がある方は、お気軽にヤマタクまで直接お知らせくださっても結構です。TwitterのDM、またはFacebookメッセンジャーでどうぞ!

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最後までお読みいただきありがとうございました!





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