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中島さんの子育て奮闘記~ママ×営業×リクパー~

「こけし」という技をご存じでしょうか。
横たわる相手目掛けて直立状態から倒れこんで頭突きをする、
プロレスラー本間朋晃選手の必殺技です。
命中すればかなりの威力。戦意喪失。
私の朝は、これを食らうことから始まります。
技の使い手は1歳8カ月の長男。
「朝飯のアンパンマンパンを早くくれぃ」と言いたいのか
私を見つめてぐずっています。

申し遅れました。
熊本支社ディレクターの中島です。今年32歳。
産休育休を経て今年1月に復帰し、ディレクターで唯一の時短勤務者です。
「ママ×営業×リクパー」をテーマにお伝えします!

就活生の皆さんには、将来子育てと仕事を両方大切にしたいと
考えている方が性別問わず多くいらっしゃいますよね。
参考までに私の1日をご紹介します。

まずは朝6時、こけしで起床。
最悪の寝起きで白目むきながら、
夫と2人で家事や保育園準備、息子の朝食を済ませます。
背中にはPC入りのリュック。
肩にはオムツ6枚、着替え3セット、
その他保育園アイテムを詰め込んだトートバック。
前面は、何とか抱っこ紐に収まってくれた10キロ超の息子。
8時ごろにバスに駆け込みます。
保育園に寄って息子と別れ、9時前に出社。
16時すぎに退勤、お迎え、17時半ごろに帰宅。
2時間ちょいで保育園グッズの洗濯、息子の夕飯、お風呂を終わらせます。
最後の仕上げは寝かしつけ。
AmazonMusicで「おかあさんといっしょ」メドレーかトーマスの曲を
1時間ほどエンドレスリピートし、21時に息子就寝。
ふぅ、ようやく落ち着いた。

「30代ではヒールが似合うバリキャリママになっていたいな♪」
なんて、就活生時代は思ってました。
10年前の私よ、無念。
眉毛だけ描いてスニーカーで出社するオカンになっています。

最近働くことへの考え方が変わりました。
営業職であるディレクターは目標数字を達成してナンボ。
育休明けだとか時短勤務だとか関係なく、
目標を達成するためにがむしゃらに頑張らなければと思っていました。
ま、大丈夫っしょーと高を括っていました。

実際はそんなに簡単にはいきません。
まだ免疫力が弱い幼児はすぐに体調を崩します。
復帰3日目には早速息子が発熱し、2日連続で有休をとりました。
現在もちょこちょこ体調を崩すので、月に数日は平日休んでいます。
息子は私の寝かしつけでないと夜寝ません。
夜泣きも時々あり、最後に熟睡したのはいつだっけな。
頭が回らないうちに勤務時間はあっという間に終了。
「すみません」「明日やります」が口癖になってしまいました。

疲れがとれない、業務が上手くいかない、売上数字が伸びない。
無限ループに片足をつっこんでしまいました。
家庭でも仕事のせいでもない、私がこの生活に適応していないというだけ。
でも、ああ、これはやべえぞ。ちょっとしんどいわ。
そんなことを思っていた頃、同僚ののぞみんに声を掛けられました。

「私たちはチームです。悩みをもっと言って下さい!
働きやすい方法を一緒に考えましょう!」

自分事のように考えてくれる仲間ほど、心強いものはありません。
のぞみんの言葉に心底救われました。
少し肩の力が抜けたので、思い切って上長のしげさんにも相談してみました。

「中島はどうしたい?
リクパーは小さな会社だからロールモデルはまだないかもしれないけど、
ママさんが営業で活躍できるやり方を考えようよ」

リクパーでは「あなたはどうしたい?」という台詞がよく飛び交っている気がします。
自分で考えて決めて行動することを大事にしている社風だからでしょうか。
しげさんに結構わがままなことも言いましたが、しっかり耳を傾けてくれました。

家事育児を最大限パートナーと分担しても、予想以上に子どもはママっ子。
育児は母親のウェイトがどうしても大きくなりがちです。
でもリクパーには支えてくれる同僚、先輩がたくさんいます。
頼っていいんです。
一人ひとりに合わせた働き方が意志を持ってできます。

私は今、仕事のやり方を試行錯誤させてもらっています。
「ママ×営業×リクパー」の解の一つを出したいです。
そして息子には、のぞみんとしげさんに
「母と僕がいつもお世話になってます」と挨拶できるような、
礼儀正しい子に育ってほしいです。
あと願わくは、こけしの早期封印も!

ただの子育て奮闘記、すみません…
続いての担当者が超ためになることを書いてくれますから!
ね!みっちー!

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