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カウンセリングは双極症に効果があるのか?

2022.11.25の再掲です。
 「双極性障害にカウンセリングは(単独では)効果ない」?

 上に引用した記事を読んだときは正直つらかったです。私は定期的にカウンセリングを受けています。当初、自分でカウンセリングを受けることを希望しておきながら、その頻回さと長期間であることとつらさに、「なぜ私はカウンセリングに来ているのか?」とカウンセラーに言ったこともあります。

 カウンセリングを受けると具合悪くなるんです。考えすぎで、脳がビジーになってしまう感じです。
 昔の嫌なことや日常のあれこれが次々に頭に浮かんできて、それが「収まるべき場所」を見つけるまで頭の中をさまよい、浮遊し、また考え続ける…そんな感覚。グルグル考える時間。
 できれば気分がよくなるようなカウンセリングを受けたいなぁと思うこともあります。 

 毎日の暮らしで、「考え」や「感じ」たことが、自分の中に深く沈んでいって、それが何だったか分からなくなってしまう、そして何もなかったかのようになる、それは厄介なんじゃないかなと思うんですよね。いつまでも心の中を探し続けることになりますから。
 それをカウンセラーと一緒に掘り上げて見てみる作業なら、双極症にもカウンセリングは有効なんじゃないかなと思うんです。

 カウンセリングは「単独では」やっぱり双極性障害に効果はないと言われるかもしれないけど、得るものはあるんじゃないかと思っています。


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