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【旅行記】有馬温泉

梅雨で天気が悪い日が多いので、遠くに行こうという気持ちになれない。
なので、近場で有馬温泉に行ってきた。

神戸に数年住んでいて、一度しか行ったことがなかったので、久しぶりに行くことにしました。
三宮からだと神鉄に揺られて、30分程度で行けるので手軽にいける温泉地だ。

神鉄有馬温泉駅から歩いて温泉街へ歩いていくと見えるのが、有名なねね橋だ。
この赤い橋が有馬温泉のシンボルマークの一つだ。

この辺りは景色も良いし、有馬川の流れる音が心地いい。割と流れが早く高低差もあるので、たっぷりと自然の音を聞くことができる。

有馬川の声に耳を傾けながら向かったのは、太閤の湯殿館だ。ここの入り口は少し分かりづらいが、極楽寺の境内に中に券売所があるので、そこから入場できる。

有馬温泉は様々な歴史上の人物が愛した温泉だが、その中でも一番有名な人物は太閤秀吉だ。秀吉は晩年、ここ有馬で湯治を行っていたらしい。

太閤の湯殿館には有馬温泉の歴史や、太閤秀吉の話まで様々な展示がされている。
ここと、金の湯、銀の湯がセットになった3館共通券が1000円なのでお得に入場することができる。
有馬温泉について知りたい人は、是非行くべきだろう。

次に向かったのは、銀の湯だ。
駅から銀の湯までは、10分程度歩く必要があり、少し坂にもなっている。この時期だと、少し汗をかく。お湯で汗を流すと気持ちいい。

銀の湯は、無色透明の温泉で有馬で有名な褐色の温泉ではない。褐色の温泉よりも癖が少なく、入りやすい温泉だと思う。やっぱり久しぶりの温泉は気持ちいい。
また、銀の湯にはサウナが備え付けられているが、今に時期は使用中止していた。

次に向かったのは、切手博物館だ。
切手博物館はねね橋前の交差点から、かなり山に上った位置にあるので、温泉前に行った方がよい。
Googleマップでは高低差が分かりづらいので注意が必要だ。

ここは左右の赤と青のポストが印象的だ。
中にはいると、切手博物館の名の通り様々な種類の切手が展示してある。イベントごとの記念切手はとても興味深い。更に、年代別に切手が展示してあるので、日本の歴史という観点でも楽しめるようになっている。

最後に訪れたのは金の湯だ。
金の湯は有馬温泉らしい褐色の温泉が楽しめる温泉だ。この温泉は、なめてみるとしょっぱい塩味がするのも特徴的だ。



金の湯は一の湯、二の湯に分かれていて、男女日替わりで楽しめる。宿泊した際は、2日入ってみるのもよいかも知れない。私が入った一の湯では、あつ湯(44度)とぬる湯(42度)があり、すきな温度が楽しめる。あつ湯は結構熱いので長くは入っていられなかった。

熱い温泉に浸かった後は、コーヒー牛乳が美味しい。やっぱり温泉はいいなと思った週末でした。

おまけに旅の思い出として一つ。
3館共通券のスタンプがそれぞれ「あ」「り」「ま」になっていて、3館入場すると「ありま」になる。はずなのだが、スタンプ押してくれる人が間違って、こんな感じの仕上がりになった。

完全に「あまり」です。
「ありま」を揃えた人は数多くいるだろうが、「あまり」をそろえた人はほぼいないだろう。
貴重なスタンプカードになった。

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