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LDKに必要な広さ

間取りを考える上で一番重要なのが、実際に生活をする上でどのくらいの広さが必要かということです。
住宅で一番メインとなる空間、LDKについて考えてみます。


キッチンに必要な広さ

一般的なキッチンの配置は、キッチンの背面に冷蔵庫と食器棚を置く配置になります。通路幅を90cm確保すると、キッチンには最低3.75帖必要になります。

ダイニングに必要な広さ

4人掛けのダイニングテーブルの大きさは120cm~180cm×90cmなので、周辺に60cmの通路幅を確保するならば、6帖の広さが必要となります。

リビングに必要な広さ

3人掛けソファとTVボードを置く場合、通路を確保するとなると8帖の広さが必要となります。


LDKに必要な広さは17帖

よってLDKに必要な広さは、家具と周回できる通路を確保すると、

キッチン3.75帖+ダイニング6帖+リビング8帖≒18帖

となりますが、重複する通路を省くと17帖程度必要ということになります。
以下は代表的なLDKのプラン例です。

最近はコンパクトな住宅が多いので、LDKで17帖ってかなり広いという印象です。ソファテーブルは置かないこともあり、TVも壁掛けでTVボードも置かないという人もいます。17帖は目安であり、これより狭い場合は家具の配置も最初から検討して、プランを進めていくのが良いかと思います。

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