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すべてを受け止める「音楽」の『自由さ』。そして絶えないものとは?

こんにちは。
春の気持ちいい気温になってきましたね🌸
みなさんはお花見、できましたか?
そろそろお花見シーズンも終わり。。という事で焦っています(笑)
ゆるりです◎

”サイレント・マジョリティ”
みなさん、一度は聴いたことのあるあの曲!を想像しましたよね・・?

2016年に欅坂46のデビューシングルとして出され、一躍有名となった楽曲「サイレントマジョリティー」。
レコチョクでも2016年の「dヒッツ年間ランキング」では新人部門で1位を獲得したり、レコチョクのDLランキングで何度も10位以内にランクインしたりと今では定番曲に。

「サイレントマジョリティー」という曲名だけ一人歩きして、実は“サイレント・マジョリティ”という言葉の意味はあまり理解してないという方も多いのではないでしょうか・・?

元々、サイレント・マジョリティという言葉を最初に言い始めたのはアメリカ合衆国のリチャード・ニクソン大統領で
ベトナム戦争に対する国民の支持を求めた演説で用いられた言葉なんだそう。
その後、「静かな多数派」「声なき声」と言う意味に解釈され、世界中に広まっていきました。

Wikipediaより引用:
サイレント・マジョリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3


今回は、そんな【マジョリティ】【マイノリティ】、そして【音楽】について自分なりに書いてみましたのでお付き合いください🖋

見えている多数派・少数派は「本質」なのか


世の中のあらゆる意見にはマジョリティ(多数派)とマイノリティ(少数派)が必ず存在しています。
近年、色々な話題に関する多様性が進む中、それらをめぐる意見の飛び交いがSNS上で行われる事も多くなってきましたよね。

例えば、ジェンダー問題、宗教問題、人種差別問題など社会的に大きな問題にも、SNS上で日々飛び交っている小さな出来事に関する意見にも、全てマジョリティ(多数派)とマイノリティ(少数派)が存在しているかと思います。

そんな中、「サイレント・マジョリティ」という言葉はマーケティング用語としても、「発言しない大多数の消費者」との意味で用いられているのを知っていましたか??

ゆるりは、実はこの記事を書くまで知りませんでした。。!w

大多数の消費者(マジョリティ)の中には、声を発さない人が多数いて、
ソーシャルメディアの台頭によって様々な人の声が聞こえるようになったと思いきや、「従来よりよく発言してきた人の声がより大きく聞こえるようになった」という側面があるようです。

なので、マーケティング業界では、大きな声で発言する人の「裏」にいる大多数の消費者の真のニーズを把握することこそが「本質」とも言われているんだそう・・・。

「サイレント・マジョリティ」とは?~今さら人に聞けないマーケティング用語をおさらい!
https://smmlab.jp/article/what-is-silent-majority/
※SMMLab記事内参照

これは、自論なのですが
近年では、マイノリティ(少数派)の意見が昔より通りやすくなった傾向があるかもなあ。となんとなく思ってて

例えば、ジェンダー問題。
芸能人や歌手として公に活動する方々が、LGBTであると公表することも増えて、世の中的にも多様性の考え方が受け入れられ始めてる!

それは長い時代の中で訴えてきたマイノリティの意見があったから~、っていう考えも勿論あると思うけど
もしかしたら「サイレント・マジョリティ」のニーズ、「本質」が見えてきた事による傾向なのかもしれない、とも思うのです。

それらを世の中に広める手段としてSNSなどのソーシャルメディア、そして歌手やアーティストは、特に現代に大きな影響を与えてるんですよね。

「多様性を受け入れる時代」そして「音楽」の立場

”個性・個人を尊重する”
学校や会社などでもそんなフレーズを見かけることは多いと思います!

一人一人に意見があって、すべてが正しい。
ゆるり自身にそう思わせてくれたのはやっぱり『音楽』でした。笑

世の中には色んな音楽があふれてるけど、自分の共感できる曲・そうでない曲沢山あります。

けど『音楽』の何がいいかって、その中で必ず「私と同じだ!」「共感する」と思わせてくれるものが見つかるはずっていう多様性がそこにはあって、だから音楽を発掘するのって楽しいんです。
「こんな考え・生き方もあるんだ!」って発見できる所まで含め。

世の中には、【マジョリティ】と【マイノリティ】があふれてて、『音楽』はそのどちらも許容し受け入れてきた数少ない文化の一つだと思ってて。

『音楽』は、聴く側の解釈によって無限の可能性を秘めてる。
創り手側であるアーティストがどんなメッセージを表現していても、聴く側の受け取り方や感じ方、それをどう解釈したかは「思想の自由」ですよね。
そういう意味では、個々の多様性を受け入れる自由さ~みたいなものも『音楽』は併せ持っていると思います・・!

勿論それは音楽だけではなく、小説や漫画、アート作品等も同様に見る者・聴く者によって解釈ができる「多様性を受け入れる」ものは、いつの時代も素晴らしいし、これから時代が変わっていっても残り続けるんだろうなあと思うのです。


文化と時代の変化

そう思うと!

世の中の中心にあるもの、人の心を動かすものはやっぱり『文化』であると私は思っていて・・
音楽・本・アートなどの文化によって、表現の自由・思想の自由・解釈の自由・好みの自由が繰り返されてきた中で、
「個々の考え」=「面白いもの、興味深いもの」になったからこそ、
「サイレント・マジョリティ」「マイノリティ」だった人達も注目されるようになってきた。そして、多様性のある社会になってきた。
この時代の変化は必然なのかもな、と思っています。

きっと究極には 《誰一人同じ人はいない、どちらか一方に分けること自体がナンセンス》 というところに行きつくのかなあ・・・


「多様性を受け入れる」という面で、音楽は、人の心を動かすのは間違いないと思うし
だからこそ、音楽は時代を問わず絶えないんだろうなあって思います。

他の文化も勿論そうだと思うけど、
音楽はどんな環境になれど無くならないと思うし、人にとって”衣食住”と同じくらいに無くてはならないものだな、と思うのです😌


そんな感じで、今回はゆるりなりに「音楽」と「思想」について真剣に考えてみました!

他に日々気付いた事を記事にしているので、ぜひご覧ください▼

自分はこう思う~とかいいね!と思って頂けたら是非
コメント下さると嬉しいです👍

以上、ゆるりでした◎