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子供の歯科矯正についての基本的な知識

私は自分が大人になってから歯列矯正をしたからこそ、人一倍我が子の歯並びには敏感だ。

歯並びが悪くならないよう、赤ちゃんの頃からネットで調べて気をつけていた。

離乳食のあげかた、ストローを使わない、固いものを噛ませるなど。

だがそれに反して息子はずっと口呼吸をしている。あんなに気をつけていたのに、原因は全く分からないが、1日の中で口を閉じる事は無いに等しい。寝ている時は閉じているから、鼻が詰まってるとかでは無いと思う。

1歳7ヶ月の段階で大阪のいわゆる「ちゃんとした」小児矯正歯科二件に問い合わせたが、どちらもイマイチな回答であった。

私も幼少期から口呼吸だったので、それがどういう結果を招くかは自分の顔面を見ていると色々察してしまう。

別に顔が全てではないが、コンプレックスは無いに越した事はない。

先日とても良い新聞記事を見つけた。
それは小児矯正歯科に対する良い歯医者の見分け方だった。

良い矯正歯科の見分け方
☑︎頭部全体のX線写真(セファログラム)があるか
☑︎常勤の矯正歯科医師がいるか
☑︎精密検査を実施し、分析診断した上で治療しているか
☑︎長い期間を要する治療中の転院、その際の治療費清算まで詳しく説明しているか
☑︎専門知識のある歯科衛生士、専門スタッフがいるか

矯正を始める時期は二つある。

①初めての永久歯、六歳臼歯が生え、上下の前歯八本が永久歯になる7〜8歳ごろ

②全ての永久歯が生え揃う12〜13歳ごろ

①の治療が望ましいのは骨格に問題がある場合。上の前歯が下の前歯の内側に入る受け口や、顎の中心がズレているケース。
舌で前歯を押すなどの舌癖がある場合も早期の治療、観察が必要になる。
歯並びが凸凹してる、前歯が出ているなどの問題は②まで待つ事が多い

※六歳臼歯とは…小学校に入るころ(5~6歳)になると20本の乳歯列のうしろに、永久歯の中で一番大きく、噛む力の最も強い第一大臼歯(6歳ごろに生えてくるので、6歳臼歯ともいう)が生えてきます。

そう、矯正に関してはただの小児歯科ではいけないのだ。

ちゃんと専門スタッフが常駐しているところが望ましいというのはもはや常識だが、数はとても少ない。(歯科医院自体は腐るほどあるのに)

高いお金を払って、長い時間をかけるからこそ、適当では済まされない。

息子はまだ2歳なので今すぐどうのこうのというわけではないのだが……

歯科医院は継続して探して行こうと思う。
このまま口呼吸が治って、大人の歯が綺麗に生えてくれれば1番良いが……私に似てしまう可能性は高いし、覚悟は決めている。

旦那に似てくれたら歯並びは綺麗なのだけど……泣

歯が綺麗。

たったそれだけで、顔の下半分の造形の良さはもちろん、清潔感、上品さ、育ちの良さ、全てが語れるのだ。

私が持ってるもの知ってる事、息子には全部あげる。出来る事は全部する。




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