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ダニッシュ・ギャンビット(折々のチェスのレシピ)

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かなりマイナーな序盤定跡であるダニッシュ・ギャンビットの分析を通じて定跡全般の評価の仕方や採用の可否などを検討します。マイナー定跡はあまり使われないだけの理由があると同時に、対応…
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2023年12月の記事一覧

折々のチェスのレシピ(246)ダニッシュ・ギャンビット

今回からは数回に分けて白番の序盤定跡を取り上げたいと思います。これまで取り上げたことのな…

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折々のチェスのレシピ(247)ダニッシュ・ギャンビット

今回はポーンで応対してきた場合について検討します。 まず、d6ときた場合、 あるいは、 い…

折々のチェスのレシピ(248)ダニッシュ・ギャンビット

厄介というのは、 この場合です。どのように厄介か、ご覧ください。 ここまでミスなく指して…

折々のチェスのレシピ(249)ダニッシュ・ギャンビット

ダニッシュ・ギャンビットを採用するかどうかを決めるまでにもうひとつ検討しなければいけない…

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折々のチェスのレシピ(250)ダニッシュ・ギャンビット

いよいよダニッシュ・ギャンビットで目指す局面ができたとします。以下です。ちなみに、すんな…

折々のチェスのレシピ(251)ダニッシュ・ギャンビット

前回はダニッシュ・ギャンビットの醍醐味といえるコンビネーションをご覧いただきました。しか…

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折々のチェスのレシピ(252)ダニッシュ・ギャンビット

ということで、局面を戻します。 ここでe5は黒がダニッシュ・ギャンビット対策を熟知している場合、無理だということが判明しました。では、他の手として、 Qb3は有力に見えます。黒はf7の地点を受けなくてはいけません。 受けるとすると手段はこれだけです。しかしながら、今度は逆に白が守りの手を指さなくてはいけなくなります。初手からご覧ください。 やはり途中でキャスリングをされてしまい、ダニッシュ・ギャンビットの攻撃力が消されてしまいます。 第2図では、黒の別の手として、

折々のチェスのレシピ(254)

ダニッシュ・ギャンビットを黒が途中で拒否し、白が絶好の駒組みを作った序盤です。 ダニッシ…