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理科の授業で大切にしたいこと
知識よりも思考
理科のテストは覚えなきゃいけない単語が山ほどあるし、暗記科目のように捉えられても仕方のない側面があるが、理科の楽しさは思考することにあると思うので、考えをまとめます。
なぜ、どうして?
理科の授業で一番大切にしたいところは、この疑問を持つというところだと思います。疑問を持たせるには教師の発問や、現象の提示などさまざまなテクニックが必要になりますが、はじめはこれってどういうこと?という愚者になって、子どもから言葉を引き出すことをしていくと自然と子どもたちが思考するようになっていくと思います。ある種の産婆術であると思います。
答えられなくなってからが勝負
産婆術的に会話をするなかで、子どもが答えられなくなりそうなところで、じゃあ、今日はこれについて考えてみよう!と本時のめあてを提示するのがスムーズに学習が進むと思います。ここで気を付けたいのが、子どもが答えられなくなるまでボコボコにするというわけではないので気を付けたいところです。
予想を大切に
理科で力を伸ばしたいのが、めあてをどう解決すればよいかを予想することにあると思います。言ってしまえば、めあてを解決する手段など教科書に載っているし、教師が言ってしまえば解決します。が、この予想をきちんとすることで、実験の持つ意味や、例え実験が上手くいかなかったとしても、次に繋げることが出来ます。
実験・観察・考察
予想をして、実験の目処がたったら実験に入りますが、こちらで完璧に用意したもので実験を行ってもよいのですが、安全かつ用意するのに余裕があれば子どもたちが考えた実験道具で実験をするのがよいと思います。教員の適応力が試されますが、やらされている感はなくなるのではないでしょうか。実験結果を記録し、なぜそうなったのか、自分の言葉で考察させることが出来れば授業としては100点でいいのではないでしょうか。
まとめ
最後に教師から新しい用語の確認などして授業は終了という形が流れ的にいいのかな、と思います。もちろんいろいろな指導方法があるので、いろいろなものを試してみて欲しいです。自分に合った指導方法の模索もそうですが、子どもに合った指導方法も模索したいです。ただ、教え込みにならないよう、思考する時間を多く取りたいです。解決策を知っていることと、解決策を思考することは違うので、後者の力を伸ばしていけるようにしたいです。
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