【受験生向け】20代の税理士が伝授する!合格率を圧倒的に高める税理士試験当日までの過ごし方
年に一度の税理士試験。
本番でどれだけ自分の力を出せるか、またはいつも以上の力を出せるかは、当日までの過ごし方で決まります。
あなたが、明るい未来の道を歩んでいけるように。
努力を結果に結びつけて、目の前の扉を開いていってくださいね。
はじめまして。
税理士の安江一勢といいます。
私は1994年生まれの27歳。
スタートアップの街福岡にて、安江一勢税理士事務所を開業して、税理士業をしております。
また他にも、株式会社Brightplusという会社も経営し、出版業やコミュニティ業、執筆業など、さまざまな分野で事業を展開するパラレルワーカーでもあります。
日本税理士会連合会のデータ(平成26年)によると、20代での税理士は全体の0.6%だそうです。
それくらい、20代で税理士になっている人は少ないです。
だからこそ、若くして税理士になることはチャンスでもあります。
今回は、税理士試験まで、あとわずかということで、ひとりでも多くの方の努力が報われるように、私が実際に税理士試験で行い、結果が出たものをお伝えしていきます。
また、これらのノウハウは税理士試験以外の試験でも応用できるものになります。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
税理士になるまで
まずは、本題の前に、私が税理士になるまでの話をしておきます。
私が伝えるノウハウやメソッドがただの天才型のものだったら、意味がないですからね(笑)
当然、再現性の高いどんな方にでも扱えるものをお伝えしていきます。
私が税理士試験に合格したのは、22歳の時。
20歳から税理士試験に挑戦し、3年で5科目合格をしました。
1年目は簿記論、財務諸表論、消費税法。
2年目は住民税。
3年目は所得税。
をそれぞれ取りました。
3年目の時には、すでに税理士事務所で働いていたため、23歳の時には2年の実務経験を満たすことができ、税理士登録をしたのは、23歳の時です。
当時、九州で最年少の税理士となりました。
と、まあ、自慢かよと言われるくらいの実績を載せてみたわけですが…(笑)
決して、私は勉強ができたわけではありません。
大学も行っていない(学力的には行けませんでした)ですし、勉強を覚えたり、理解することにも、時間がかかりました。
専門学校の先生からは「お前はバカだ」とも言われました。
でも、だからこそ、「どうすれば頭の良い人たちと戦い、勝つことができるのか」を考え、行動に落とし込んでいきました。
そして、それは実を結び、九州最年少の税理士になることができたのです。
中学校の時には、英語が分からず、100点満点の定期試験で6点を取ったこともあります。
高校も商業高校出身なので、難しい数学や文法などはさっぱり分かりません。
そんな私でも、税理士になることができました。
当然、体が壊れてしまうほどの勉強はしましたが、勉強をするだけでは税理士にはなれません。
試験に通ってこその税理士です。
あなたの努力が結果に結びつくために。
試験で100%以上の力を出せるために。
私が、試行錯誤の末に編み出したものをひとつずつお伝えしていきます。
全部で17個。
ぜひ、参考にされてくださいね!
試験当日までにやっておくべきこと
それでは、本題に入っていきます。
まずは、試験当日までにやっておくべきことをお伝えしていきます。
1、シミュレーション
人はいつもと違うことが起こるとどうしても焦ってしまいます。
焦ってしまうと、いつも通りの力を出すことが難しくなってしまいます。
そのため、当日のシミュレーションを事前にしておく必要があります。
これが案外、バカにできません。
使う筆記用具、名前を書くタイミング、受験票の取り出し方、当日の服装など。
可能な限り、リアルに当日のことをイメージし、シミュレーションしておいてください。
このシミュレーションが明確であればあるほど、当日の緊張が和らぎ、平常心で試験に臨むことができますよ。
2、勉強のスケジュールを立てる
時間は有限です。
また、体力も有限です。
そのため、今日から試験日までに、どのような勉強ができるかというのは、限られています。
むやみやたらに勉強をしてしまうと、「あそこも確認したかったのに」と途端に不安になってしまいます。
そうならないように、今日から試験日までに行うべき勉強のスケジュールを立てて、そのスケジュール通りに勉強を行いましょう。
詰め込みすぎも良くありません。
確認する項目や解いておきたい問題をリスト化し、それらのスケジューリングを行いましょう。
これは、勉強するところと勉強しないところを取捨選択をする作業でもあります。
勉強すると決めた項目に全力を注ぎ、勉強しないと決めた項目は捨ててしまいましょう。
どっちみち、全部はできません。できたとしても学びの濃度が下がります。
あなたが選択した項目に、使える時間を全力で投下しましょう。
3、食事にはお金をかける
私たちの体と脳は食べたものから出来ています。
そのため、大切な試験日前の食事には気を遣いましょう。
お金はかかるかもしれませんが、再び受験する際のお金と時間と労力に比べたら安いものです。
金額の制限をかけることなく、体に良いもの、脳に良いものを積極的に食べるようにしましょう。
ちなみに私は、魚や野菜を積極的に取っていました。
逆にジャンクフードは一切取らないようにもしていました。
特に試験日前日と当日食べるものは、気につけるようにしましょう。
残念ながら、私は栄養の専門家ではないので、そこら辺は詳しい方に聞いてみたり、ブログやSNSなどでいろいろと情報を探してみてくださいね。
4、基礎がすべて
試験日前の時には、それまでの積み重ねから、さまざまな応用問題が解けるようになっていることでしょう。
しかし、結局大切なのは、基礎項目です。
どれだけ応用項目が解けても、基礎項目が出来ない人には、試験官も合格と言いにくくなります。
一度、原点に戻り、基礎項目を確認してください。
計算問題であれば教科書レベルの見直しで大丈夫です。
理論問題であれば理論テキストをゆっくり読み直しましょう。
5、イメージング
シミュレーションとほとんど同じような考え方ですが、このイメージングは合格後のイメージです。
イメージトレーニング。いわゆる妄想をしてください。
試験が終わった後の感覚、合格した時の喜び方、合格を知る時の状況など。
先に未来体験をしておいてください。
これは一流のアスリートであるオリンピックのメダリストたちが当たり前のように行っている方法でもあります。
有名な方だと、フィギュアスケートの羽生結弦さんや卓球の水谷隼さんなどが行っています。
私も合格後の喜び方などは、めちゃくちゃリアルにイメージングしていました。
なお、実際に合格した時には、想像よりも嬉しかったりするので、事前にイメージをしていたものを超えてきます…(笑)
6、ご褒美をつくる
人は、ご褒美があると頑張れちゃう生き物です。
恋人とのデートでも良し、制約のない飲み会でも良し、ひたすらゆっくりする温泉旅でも良し、お腹一杯になるまでスイーツを食べるのも良し。
試験後と合格後に自分にしてあげるご褒美をつくっておいてください。
当時、私は「一日中ゲームをする」とか「ひたすら寝る」とかをご褒美に設定していました。
税理士登録のご褒美にはちょっと良いブランド品を自分に買ってあげたりもしました。
そういう自分が喜ぶものをつくっておくことは大切です。
ワクワクする未来を設定しておきましょう。
7、カフェインを断つ
これは人にもよりますが、いつもカフェインを取って、勉強をしている方は必ずしてください。
それが試験日当日までは「カフェインを断つ」という方法です。
あなたはコーヒーが好きですか?
私はコーヒーが大好きです。
必ずコーヒーを飲みながら、勉強をするほどでしたが、試験日直前は意図的に飲みませんでした。
面白いことに同じく若くして税理士になった先輩も私と同じことをしていました。
合格する人はそれくらい、やれることはなんでもやっています。
では、カフェインを断ってどうするのかというと、試験日直前には、逆にカフェインを取ります。
カフェインは取りすぎると、それに体がある程度慣れてしまうので、あえて直前はカフェインを断っておき、試験当日にその効果が効くように調整をしておきましょう。
直前の勉強効率よりも、当日の脳の冴えの方が重要です。
いかがでしたでしょうか?
これらの7項目は試験日までの3日前から5日前までからは、必ず行っていたことです。
ぜひ、お試しください。
では、次に試験日の際のコツやノウハウを厳選して10 個お伝えしていきます!
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