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rebornにいたから、rebornできた。

【認知を揺さぶり心が震える、彩り豊かな人生を味わい楽しむ】をテーマにした、rebornの揺さぶるメディア(仮)です。

社会の常識や考え方に【グラグラ】して、自分の本音をもって相手に伝えて行動し【ハラハラ】する。そして自分や他人を理解できた時の【ホッコリ】
人それぞれ、本気で人生に人に向き合うからこそ、そこに味わい深い彩り豊かな人生【認知を揺さぶられる】エピソードがある。

今回は、rebornメンバーとして3年強、誰よりも弊社代表ハブチンの近い場所で過ごさせてもらった自負のある、私けんちが自己紹介をさせていただきます!
そして、冒頭から唐突ですが、サポーティブで、みんなのオアシスとして、裏方に回りがちな自分からrebornして卒業することとなりました(笑)。
前代未聞の自己紹介記事、「これもrebornらしいよね」とメンバーみんなが最高の機会を最後にくれました。

まずは超簡単にrebornに来るまでの略歴をお話しします。

多様な人と関わる仕事をしていきたいとの思いで、某外資系5つ星ホテルのホテルマンとして社会人生活をスタート。天職だと感じながらバリバリ働くも、ある日バセドウ病を発症したことで今後のキャリアを考えるようになりました。また元より誰とでも仲良くなれる性格は社会人になっても発揮し、仕事や職場での悩み相談を受けたり、チームの調整役として輪の中に入ったりする場面も増えていきました。そういった中で「多種多様な人と関わる仕事」という軸は変わらず、働く人たちの環境・人間関係・メンタルヘルスなどに興味を持つようになり転職を決意。

いくつかの中小企業や社会保険労務士法人にて人事・労務分野の業務に従事し、スキルや経験でなく在り方を大事にしているrebornにご縁があってジョインすることとなります。

詳しくはこちらのnoteも是非

相手をサポートすることは、本当に相手のためになっているのか?

誰かのために、何かのためにとサポートをすることに興味があって、力になれることが自分の幸せだと思っていました。

reborn以前で働いていたときも、前述の自分の幸せにつながる仕事に携われていると思っていました。にも関わらず、いつもどこかで苦しさにぶつかってしまう。場所やコトが変われど、同じことを繰り返していたのです。その大きな違いは「自分の心の声を聞いているか、無視していない」かどうか。

この先の話をするにあたって大事な前置きをさせてください。
クライアント様のバックオフィス支援のコンサルタントとして、また代表ハブチンのサポートとして、rebornでも社内のほぼ全てと言っていいくらいの案件に関わらせていただきました。その全てにおいて出会った方々や経験は、自分の人生の中で何ものにも代え難い、大切な時間であったということをまずお伝えさせていただきます。

自分の性質として、お願いされると断れない。それは頼りにされているから嬉しい気持ちよりも、その期待に応えられないことで自分の評価が下がってしまうのではないか、嫌われてしまうのではないか、という不安の方が大きかったんです。

お願いされると断れないけんちさん

rebornは少数精鋭のため、得意ではないことや苦手なことにも取り組まないといけない、売上を立てて会社に貢献するためにもそう思い込んでいました。ですが、ここがrebornの特殊なところ。それって本当に自分達がするべき仕事なのか。手を差し伸べてあげること、1から10まで付き添って伴走すること、それが本当に相手のためになるのか。自分達の本当の喜びに繋がるのか、それをことあるごとに認知揺さぶり師の弊社代表に考えさせられるのです。

頼まれたら断れない性質の自分には、最初は正直しんどかった。会社の方針としてこうしてほしいという鶴の一声的な意思決定は降りてこないんです。どうしたいのか、どうするのが双方の幸せに繋がるのかを自ら考え、最終的な意思決定をするところまでの機会をくれるんです。それらの積み重ねによって、「お願いされる→不安を感じる→苦しくなる」この負の連鎖を断ち切って、ただ受け止め続ける姿勢の自分から、きちんと取捨選択し意思決定しながらコトに向かえる自分の土台が出来上がってきました

心の余白を作るために「やらないこと」を宣言する

rebornでは、暦に合わせて四半期ごとの振り返りと目標をすり合わせる場があるんですが、昨年の夏至の秋分のタイミングで「ゼネラリスト的な動きをしない」ことを決めました。HSP傾向もあって空気を読みすぎる自分は、心の余白があんまり持てていないなとあるとき気づいたんです。決してサボりたいとか、ラクしたいとかでなく、自分が本当に専念したいコトに向き合うために、意図的にNOの意思表示をするということです。
先ほども話しましたが以前の自分は、空気を読んで調整役に入ってみる、頼まれたことを厳しい状況であっても断れない、そんな人だったんです。在り方を大切にするreborn。自分の苦手なことややりたくないことに対してきちんと意思表示をすれば受け入れてくれます。今までだったらそんなこと言えなかったし、言ってはいけないと思っていました

だって普通に考えたら余白作りたいっておかしいですよね。余白ができたならこっちの仕事も、と振られるのが当たり前でしょう。そんな中、我らが代表ハブチンさんは余白を作ってさらにrebornしていく僕に対して投資をすると言ってくれ、そこからの3ヶ月間は心と時間の余白を持ちながら仕事をさせていただきました。
本当にラクでした。必要以上に気を張らない、干渉しすぎないことを意図的にやるとこんなにも気持ちが晴れやかなのか。自分が任されている仕事を中心に専念させてもらうことで、心の余白が生まれてきました。

情熱を持ってコトに向かえていない自分に気づいたら

そんな中、全社的な新しい未来に向かっての活動が活発になっていきます。自分も冬至からはアクセルを踏んで裏方に回りがちな役割から表で活躍していく目標を立てたんです。なのに、みんなと同じようにそのコトに向かってみるもなんだか苦しい。決して難しいことを課されているわけではないのにも関わらず、一歩も二歩も引いてしまう自分の状態に気づきました

rebornのビジョンも進みたい方向性も、異論はなく同意しかない。周りのメンバーにも恵まれている。それなのにこの心が曇っているのはなんなんだろうとの強い葛藤がスタート。新しい取り組みに対してもそれっぽく参加はしているものの、情熱を持って向き合えていない自分。今までrebornで学んだこと、経験してきたものを今度は社内外にどんどん還元していきたい思いがあり、目標も立てた。rebornという場所で、自分だからこそできることがあると心から信じていた。メンバーと共に取り組んでいくことが将来的なrebornの利益にも繋がり、自分がいただいた恩をお返ししていける、そう思っていました。それは嘘ではない。でもやはり、情熱を持ってコトに向かえていない自分がいたんです。

改めて自分のこれまでを振り返りました。これからの未来を想像したときに、自分の人生を歩めていないのではないか。サポーティブで、周りの空気を読んで、痒いところに手を伸ばして、「居てくれてありがとう」と声をかけてもらえるような裏方に回りがち。本当はもっと自分の意思も考えもビジョンもあるけど、押し殺してずっと調整役でいた。誰かが作ってくれた場所に居ることで、強い意思を持って活躍する人の近くにいることで、一歩も二歩も百歩も引いてしまう自分がいる。どこの場所にいても、ずっとそうやって生きてきてしまっていた。

これからもずっと誰かの、何かの影でサポートしつづける人生は自分の思い描くものではないと自覚したら、次のステップに進むしかない。rebornを出なきゃいけないと、そう思いました。
これから自分がしていくことは、自分の言葉を通して表現をしていく事。その根幹はrebornでrebornしたことがベースになっていくから、それこそが恩を返していく事であり、rebornを世に知ってもらうための自分にできる活動なんじゃないかと決心がつきました。

誰かのためじゃなく、自分が「生」を全身で感じる人生を

心は決まったけど、決めたことを伝えるときは本当に勇気がいりました。その思いをきちんと伝えられるか。それは日々変化しまくる今のフェーズが嫌になったなど、ネガティブな理由で退職すると受け止められたくなかったから。
Slackでハブチンさんに端的に退職の意思を伝えつつ、詳しくは直接会って話したいと伝えたところ返ってきたのが、

「僕が納得するような退職理由を考えなくてええからね。それこそがBボタンやから。その代わり、申し訳なさ、悲しさ、苦しみ、怒り、悔しさ、ずる賢さ、負の感情を出し切りなさい。負の感情は悪いことではないからね。僕もめっちゃ腹が立つし、ガチでフィードバックする笑 そして全部、ゆるそう。

本当にありがたいと思いつつ、めっちゃ恐怖を感じたのが正直なところです(笑)

でも、実際に会って話したら、ハブチンという人間の温かさを感じられた、すごく尊い時間で。ハブチンさんもたくさん話してくれたし、僕の話もたくさん聞いて理解して背中を押してくれたんです。むしろrebornを出た方がいいし、一番rebornらしい離れ方だねとも言ってもらえて、言葉では言い表せられないほどの心にグッとくる強い思いが湧きました。
感謝こそすれ、ネガティブな思いは自分にとっては皆無。あ、でも唯一、寂しさはもちろんあります。まだ実務もしているし、実感はないですけどね。
改めて、誰かの作った場でする「仕事」ではなく、自分の生きることを「志事」としていこうと心に決めました。

そして狙っても狙えないであろうタイミングが。ハブチンさんと逗子で語らった翌日、イタリアをはじめ日本各地からrebornメンバーが集結する日だったんです。
オンラインでは何度も会ってはいたけど、実際に対面するのは初めてのメンバーもいる中で、そこで自分の思いを言葉にし魂の宣言をさせていただく機会をもらいました。前日にハブチンさんに言われたのが「みんなの認知を揺さぶってやれ」。涙を流しながら真剣に聞いてくれるメンバーを前に、こんな機会を得られたことに本当に感謝の思いしかないです。

逗子でrebornのメンバーと

振り返ってみると、とても難易度の高いことに向かうrebornには全然向いてないはずなのに、3年以上も近くに居させてくれました。一緒に生きる道を作ろうとしてくれました。それは本当に愛でしかなく、感謝でしかないです。

ハブチンさんがいて、rebornがあって、そこにたくさんのメンバーが集ってきて、その全てがあって僕自身がrebornできました。

誰かの何かのためじゃなく、自分が「生」を全身で感じる人生を歩むためのスタートラインにやっと立てたと思っています。これからの自分の活躍こそがrebornへの最大の恩返しと思って、次のステージへと進んでいきます。そしてまた遠くない未来でrebornのメンバーと重なっていけたらと思っています。しばらくはrebornのコアなところからは居なくなりますが、同じ志を持った仲間であることは変わりません。

自分の人生をかけて頼るには心強すぎるメンバーが揃っているのがrebornです。どんな人であっても、誰一人見捨てることなく寄り添い、ケツを叩いてくれます。優しいけど決して甘えさせてはくれません。愛があるから厳しいんです。
そんなrebornとここまで読んでくださった皆さんが、どこかで繋がっていってくれることが僕の喜びです。

本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いってらっしゃい!

\最後までお読みいただきありがとうございました!/

毎日認知を揺さぶる一言、つぶやいています。
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企業価値を再定義し、共に変革する

reborn株式会社は事業変革・組織変革のプロフェッショナル集団です。
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  • 改善するべき問題を見つけられない

  • 組織内での対話がうまく行かず、なかなか変革できない

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執筆: 大西賢一
校正: 森まゆみ
アートディレクション: 羽渕彰博




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