「愛がある=優しい」じゃない。rebornにまつわる誤解と解説を整理してみた。
愛について語ってみる
reborn代表の羽渕です。
いきなりで申し訳ないのですが、本日は「愛」について語ってみます。
rebornの社内では「愛」という言葉をよく使います。新年の挨拶でも「愛を持って、認知を揺さぶる」という言葉をTwitterで発信しました。
社外の人たちからも、組織に「愛」がある、とおっしゃっていただけます。でも、たぶん私たちが使っている「愛」と、その方々が思い浮かべている「愛」には違いがある、と思っています。フワッとした言葉は、明確に定義しておかないと、解釈がズレて誤解が生じる怖さがあるのです。
では、私たちの「愛」の捉え方とは何か。これから説明していきますが、先に言っておくとこれが正しい!と言いたいわけではありません。皆さんが考える「愛」と似ているなぁとか、全然違うなぁとか、じゃあ自分は「愛」をどう捉えていたっけな、とか考えるキッカケにしていただけたら幸いです。
rebornの考える「愛」とは
結論から言うと、私たちは「愛」を「自分の本音と向き合いながら、他者との関係を再構築し続ける営み」と定義しています。図にしてみました。
縦軸が「自分の本音とどれだけ向き合えているか」、横軸が「自分の生き心地の度合い」です。この2つの状態によって「愛」の状態も変わります。
愛が変わるとはどういう意味なのか。rebornのメンバー、あっちゃんの話から説明したいと思います。
我慢から降りる
あっちゃんは、夫婦の関係が行き詰ったことがきっかけで、ある日、2人の子どもと夫と暮らす家から1人出ました。その後自分の本音と向き合い続け「家族と離れて暮らす」と決めました。
7年前までの「幸せな愛」が「我慢する愛」へ変わっていたのが伝わってきます。家族の幸せのために、自分が我慢することで「愛」を成り立たせようとしていたあっちゃんは、コロナを機に「自分に問う愛」へと踏み出しました。この間、あっちゃんは3つの「愛」(図参照)を経験していたことが見えてきます。
孤立の苦しさ
「自分に問う愛」に移ったあっちゃんはどうなったのか。
苦しそうですね。別居してひとりで考えることも増えてネガティブな感情が吹き出します。この時期、あっちゃんはrebornのメンバーになっていました。実際ホントにつらそうでしたが、あっちゃんが自分はホントは何がしたいのかを真正面から向き合った「自分に問う愛」の時期だったと思います。
自分の本音を認めたことで愛に気づく
この「苦しさ」を、あっちゃんはどう考えたのか。
子どもと会えない寂しさも抱えながら、家族を尊重できる状態。「味わい深い愛」を感じられます。ネガティブな感情や自分のありたい姿も含め、自分の本音を受け入れ、家族への認知が変わり、自分も家族も尊重できる可能性が見えてきました。「家族とはこういうもの」という、それまでの捉え方も変わってきたようです。この変化の過程が、まさにrebooornって感じ!なのです。
「自分に問う愛」の状態だったころのあっちゃんに比べて、今のあっちゃんは元気だし、逆に元気が爆発していて、社内の扱いに困っているくらいです。
いろいろな愛がある中で、葛藤しながらも「愛とは何か」を考えて行ったり来たりすることも「愛」と呼べるかもしれません。
愛を持って認知を揺さぶる
これは、rebornの世界観(カルチャー)に欠かせない、大切な標語です。
社会が生き方を決めてくれた時代は終わりかけています。
これからの社会では、自分の生き方を自分で決めなければいけない。
そのためには「当たり前」を疑い、本当はどうありたいのか自身に問いながら、本当に求めていた幸せを形作っていく。
当然、苦しい気持ちに向き合わないといけないこともあるでしょうし、時には人に言いづらいことを言わなければならないこともあるでしょう。
そうした葛藤を乗り越えた先に、他者との信頼関係が深まり、自分の人生への納得感も深まっていく。
味わい深い生き方を求める人を、rebornは伴走し、支えていきます。
\読んでいただきありがとうございました/
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