「好かれる」と「嫌われる」はイコール

「リーダーシップ」や「人に好かれる方法」(嫌われる勇気もあるが…)は、本屋さんにいくと必ず目に飛び込んできると言ってもいいワード。

『君子は和して同ぜず、小人は同して和せず』

これは孔子の言葉です。

君子とはリーダー、小人とは普通の人(リーダー以外の人)を表しています。和とは「自己の主体性を保ちつつ、他者と強調すること」で、つまり、私と公の両方を含んでいる人をリーダーといいます。


世の中には、「みんなの前に常に立っている人」「誰からも好かれている人」「ドラマでいう主役のような人」が存在しますよね。そんな人をうらやましくも思います。

わたしは、小中高バスケ部のキャプテンを努めたり、何かと代表に選ばれることが多く、どちらかというと「目立ってきた」側の人かもしれません。振り返って見ると、いつの間にかみんなの前に立つことが多かったです。決して自分から代表を立候補したのではなく、全て周りの推薦でした。(やりたいオーラも出していませんよ…‼︎ 個人的にはサブの方がよかった…)


では、なぜ自然と前に立っていたのでしょうか。

それは、表裏がないからかもしれません。正確にいうと、表裏がないように見えるんだと思います。誰とでも話し、ヘラヘラしているとよく言われます。嫌いになりたくてもなれないんだと思います。


もちろんわたしのことを嫌いな人もいました。小学校5年生のとき、自宅のポストに悪口が書かれた手紙が入っていました。差し出し元は書いてありません。全てカタカナで書いてあり気持ちが悪かったのを覚えています。

泣いているわたしの前で、母はこう言いました。

「あなたがすごいからだよ。すごくなければ、こんなことされない。」

この言葉は今でも忘れられません。
当時、わたしはクラスで目立っていました(自分でいうな笑)。成績はオールAだったし、運動もできて友達も多かったようです。だからこそ、その姿を妬ましく思っている子がいたのかもしれません。


人から100%好かれることは不可能です。必ず、自分のことを嫌いな人はいます。これはしょうがないことだと思います。

ですが、嫌われることを恐れる必要はないと考えます。自分を嫌っている人がいることは、自分に優れた部分が少なからずともあるからです。

人は、自分より少し優れていている人を前にすると素直になれないと考えます。目の前に自分より少しかわいい子が現れると、素直に「かわいい」と言えないのと同じです(ひねくれているだけ?笑)。


「批判されたときこそ、周りに好かれている…‼︎」
こんなポジティブバカで過ごしてもいいのではないのでしょうか。

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