私たちを追い詰めるウイルスが気づかせてくれたことー来るべくして来た訪問者なのかもしれないー
志村けんさんの追悼ニュースが飛び交い、恥ずかしながらもやっと危機感を持ち始めた自分、、、。きっと私だけではないであろう。
圧倒的な破壊力を持ち、予測困難な行動を繰り返す新型コロナウイルス。この最悪な訪問者は、実はいくつも私たちに気づかせている。
言い方は悪いかもしれないが、”来るべくして来た訪問者”なのかもしれないな、と、、、。
自分事化していない恥ずかしさ
ニュースを画面越しに見ていると、どこか遠くの国の出来事のように感じてしまう。今回のコロナもそうで、どこかの国がロックダウンしようと、病院が荒れていようと、外出自粛要請が出されようと、自分には関係ないだなんて、頭のどこかでは思っていた。(本当に恥ずかしい)
これは、社会問題にも関連していて、教育問題、食糧問題、ジェンダー問題等、実感が湧かないのは日本という比較的豊かな国にいるせいであろう。
しかし、どれも自分に関係しているのは確かである。誰かがやってくれるって思っていたら、誰もやらない。
社会にいると不思議なことに、他人任せになる習慣がつく。それは、大きな組織であればあるほどそうである。何か壁にぶち当たらないと気づかないかもしれないが、今回がその”壁”だったのかもしれない。
やりたいなら今すぐにやる
~やりたいな、~してみたいな。
これを言うことは誰でもできることで、機会がやってくるだあろうと、これも他人任せなのかもしれない。
しかし、いつでもできる環境が常に私たちの周りにあるのだろうか。
バスケを11年間やっていたが、今はケガで全力ではできなくなってしまった(テーピングすればなんとか)。
交換留学を予定していたが、英語ができないからと渋って準備が遅れてしまい、今ではコロナで行けない可能性が出てきた。
コロナで行動が規制され、都内のイベントや友達と会うことができなくなった。
つまり、いつ不可能な状態になるかわからないということだ。迷って悩み続けるほど後悔する方法はないと思う。
休むことの重要性
コロナが日本でも広まってきた2月後半から、都内のイベントが全てなくなり、一気に予定がなくなってしまった。暇で仕方ない日々が続いたのだ。
しかし、その暇こそ、わたしに様々なことを気づかせてくれた。
睡眠不足もそう。1月、2月上旬は朝から夜まで予定がびっしりで寝ていなかった。もし続いていたら、倒れるまで気づかなかったかもしれない、と。
ふと思いつく。ぼーっとしている時は本当にいろんなことを思いつく。今まで雑に流していたことを丁寧にやるようになる。そこから、見えてきたものがたくさんある。
オンラインのすごさ
これがなかったら、この2か月間やってこれなかったと言えるくらい。ZOOMにはお世話になりっぱなしである。
オンライン上だけの友達も増えたし、気軽にいつでも話せるから2時間かけて東京に行かなくても刺激を得られる方法を知れた。
それに1度に複数の人と会えるから刺激は倍増。
先日は、偶然話した人が学生社長で、思いが共通しすぎて社員に加わることが決まったほど。
日本のすごさ
一番ざっくりだけど、一番はこれ。
当初、感染者発見が他国より早かったのに、いまだにロックダウンになっていない。これには賛否両論あるだろうが、わたしは日本を誇りに思う。
せきエチケットに対する日本人の意識の高さや、これだけ騒がれている政府側もありとあらゆる対策を施してきた結果であろう。私達は感謝すべきだと思う。
最後に
全く先が読めなくなってしまった。不安も大きく今後どうなってしまうのだろう。いつコロナは終息するのだろう。
しかし、ここで不安がっていてはコロナに負けるだけである。
自分事化し、とりあえず行動し、時には休みを挟み、オンラインを活用し、日本人であることに誇りを持ちながら、立ち向かっていきたい。
今こそ私たちが世界を明るくする時なのだ、と。
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