【#nonameschoolオンラインイベント×メモ魔③】
今回の登壇者は,株式会社Hacksiiの髙橋未来さん(@hakurepi_mixon)でした。
キーワード「幸せとは」です。
昨日の研修の記事は,あゆむさん,そしてふらっとほわいとさんが整理してくれていますので,研修の概要を知りたい方は下記をご覧ください。
私は,メモ魔を使って,別の視点から皆様への行動を提案します。
(◎事実,◉抽象=事実から言えそうなこと,★転用=どう行動していくか)
あゆむさん@amamtar_「いつもありがとう!」
ふらっとほわいとさん(@flat__white_)「めっちゃ分かりやすかったです!」
今回の記事は,
次のような思いを抱える方々へのヒントに!
「子どもたちが間違えを恐れて,主体的じゃない。」
「子どもの将来を考えてやっていることなのに,響かない。」
【正解を出すより,考えていく過程に価値がある】
髙橋さんが幼児教育にフォーカスを当てたきっかけが
◎「小学1年生の子が,間違えることを恐れ,答えようとしなかった。」からだそうです。
→正解をしないと褒められない経験があるのではないか。
◉いまだに正解主義の価値観を持った人が多くいる。
→すでに情報処理力ではなく,情報編集力の時代になっている。
★正解にこだわり,間違えを恐れる子よりも,挑戦し,失敗を糧に成長する子を育てた方がいい。
自学級では,「間違いは宝物」と紹介しています。
例えば,248+187という問題に対し,次のように答えた子がいました。
この子の気持ちが分かりますか?
ここには,大切な考え方が含まれている一方で,みんなで考えたい疑問もあります。
「なんで3+12+15をしてはいけないのか。」
ここをみんなで考えていうことに価値があると思いました。
★教師だけでなく,社会全体で正解を出すことよりも「考えること」を大切にしていく必要がある。
参考にしたのは,藤原和博さんの考えです。
YOUTUBEにもいろんな動画がUPされていると思います。
【選択できる余白作り×信頼×協力!】
子どもに主体性がない原因は,何だと思いますか?
田中博史先生の本で,ご自身と有田和正先生を比べられていた記述がありました。(著書が手元になく,直接引用ではなく申し訳ございません。)
◎その当時は,田中先生が授業をするとあまり手をあげないのに,同じクラスで有田先生が授業すると子どもたちが前のめりになって,発言するということが記載されていました。
◉子どもは,環境によって主体性を発揮する。
★学校と家庭,社会が「考えることの大切さ」を共有し,連携することにより,子どもの主体性につながると思います。
それに加え,★「子どもを信じ,任せる」ということです。
主体性がなくなるのは,まずもって子どもに選択権がない場合があります。
「全て誰かがやってくれる。」「自分の思いとは関係なく,物事を勝手に決められる」という経験を積み重ねると,自分で選択しなくなり,人任せになってしまいます。
★その子が行動したとき,正解をすぐ求めるより,挑戦し,努力する過程を応援したいと思います。
【今も子どもが楽しくあるために,考えることを諦めない】
◎子どもは今の楽しさ,大人はその子の将来の楽しさを考える時がある。
◉子どもがやりたいことと,大人が思うやった方がいいことのベクトルがずれる
★子どもが今も幸せで,将来も幸せがベスト。そのために,中間地点を探す意識は忘れない。
「なんで勉強しなきゃいけないの?遊ぶ方が楽しいじゃん。」と言っている子に「将来のためだよ。」と言ってもイメージがなかなかつきません。
そこで,諦めて「いいから勉強しなきゃなの!」と言って勉強を強いるとその子の今の勉強は楽しい時間ではなくなります。
中間地点の「どうしたら子どもたちが楽しく勉強するようになるか?」については,これからも子どもも納得できる答えを探し続けたいと思います。
最後に,
いろんな人が考えた「幸せとは?」の意見をまとめました。
みなさんの「幸せ」いいですよね!
子どもも教師も「幸せ」に近づけるように,私自身も日々考えていきます。
長文を読んでくださり,ありがとうございました。
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