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すり鉢と一緒に’薬味刷毛’を用意しましょう

自宅に居る時間が増え、以前だったら食べないような食材を加えてみたり、TVで美味しそうなものを見て、その日の献立に追加される事もしばしば。

下ごしらえといえば「すり鉢」

わたしは、4寸のすり鉢を持っているのですが、
4寸は、約Φ12cmなので、さほど大きくなく小鉢変わりにも良いかもと思い
、確か購入した時は山椒粒をゴリゴリして山椒粉をつくろう!と思って購入したんです。(これは、ミルのほうがラクでした・・)
山芋をするには小さく、副菜や薬味での使用がほとんど。

先日、TVで俳優さんの好きなもので「粕汁」を取り上げていて、

!!! 

美味しそう!と思って翌日の献立に追加。
粕汁は作ったことが無かったので、レシピを参考にしながら作りました。
美味しくできましたので、連日作りました!

酒粕を溶かすときに、
・酒粕を先にお湯で溶かす
・お味噌のように、お鍋に浸しながら溶かす

この2つのやり方で溶かしたのですが、
お湯で先に溶かす場合にはボウルに入れましたが、つるつると酒粕が滑りプチストレス。

どうも具合が悪く、こういう時こそ、下ごしらえといえば「すり鉢」と
手に取り、酒粕をすり鉢で溶いてみました。

山只華陶苑のすり鉢の出番

酒粕は、板状ではなく、くだいてあるタイプを使用しています。
沸かしたお湯を注いで溶きました

酒粕は、およそ100gほどです。

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塊があるうちは、すりこ木棒で潰すように砕いていきます

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塊が無くなってきたら、すっていきます。
あっという間に、なめらかに。

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注ぎ口もあるので、お鍋にも注ぎやすくすぐに馴染みました。

あると便利な、道具の道具「薬味刷毛」

お鍋の注ぐ際に、全量が勝手に流れ落ちていくことはできず、
すり鉢に、酒粕が残った状態になります。

もったいないですよね、
そこであると便利なのが、道具の道具とも言える存在の薬味刷毛。

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薬味刷毛で、すり鉢の刷毛目の凹凸に沿ってかき出すようにすると
底の刷毛目が見えるほど酒粕が取れました。

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もったいないと思って、薬味刷毛でせっせとかき出したのですが、
酒粕が取れるのは写真くらいまでです。

やはり多少残りますが、ここにまたお湯を注いでお鍋に足しました
酒粕を余すことなく!

薬味好き必須アイテム

この薬味刷毛、毛の材料は、「パキン」という植物なのですが、
ほどよいバネ感がありすり鉢の刷毛目にぴったり沿います。
心地よいくらいです。
薬味刷毛は、おろし金にも便利ですので、薬味好きな方は持っておくと良いと思いますよ。

作っているのは、東京で古くから職人が使う道具の刷毛を作っている、
かなや刷子(カナヤブラシ)まさしく道具の道具を作っている工房。

今回使用した道具



(良い並び。セット商品化しようかしら)

―ふきんも紹介させてください
すり鉢に敷いてちらりと映っていた蚊帳ふきん。
こちら白雪ふきんさんのもので、柔らかくて絞りやすく、乾きやすくて吸水性も良いです。濡れたお皿を拭いても繊維がついたりしないので重宝しています。当店では、扱っていないのですが、いずれ扱いたいなーと思っているもののひとつです。


それでは、本日は、この辺で失礼致しますね。
みなさま素敵な週末をお過ごしくださいませ!
aihara

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