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4年ぶりでもフランスは裏切らない①


コロナ禍以降初海外に行ってきたので、記憶の限り振り返る。

今回はフランスパリとイギリスロンドンの2都市を4泊7日で巡った。


これ以上20代の時間を何もせずに過ごすなんて無理だという価値観が合致した友達とふたりで旅立った。


が、、、

旅立つ前にトラブル発生

まず、出発日にシャルル・ド・ゴール空港の管制官らがストライキをするから飛行機の時間が変更になると航空会社から連絡がきた。

社畜だから労働組合にストライキ権利があることを忘れてたよ

管制官らがストライキ決行する前までに空港に着かないといけないため、出発時間を早めざるをえないとのことだった。

日本は社畜が多いからこんなこと起こらなくて楽だなあ


今回はタイでのトランジットで、元々乗り継ぎ時間は2時間程度あったのだが、乗り継ぎ時間がなんと20分になってしまった。
国際線の乗り継ぎとしてはありえない強硬スケジュール…(東京駅の乗り換えかな?)


航空会社が公式でその便で救済すると言ってるので余程のことがない限り乗れるとは思ったが、成田空港のグランドスタッフお姉さんたちに乗り遅れないよう気をつけてくださいと言われて不安ましまし。


と、そこで、友達が羽田空港と成田空港を間違えてしまい、間に合わないことが発覚。

コロナ前は年3回ペースで海外旅行するほど慣れていたはずの子だったが、コロナ対策準備に気を取られてしまったか、、?



グランドスタッフのお姉さんたちにいろいろな面で心配されながら、成田空港を飛び立った。

ちなみに出国審査はコロナ前と何も変わってなかった。
免税店で北海道みやげのミルフィーユを買って、ひとまずトランジット先のタイへ✈


乗り継ぎ時間との戦い

乗り継ぎ便の搭乗ゲートは成田空港チェックイン時には未確定だった。

いつもなら、到着30分前くらいから乗り継ぎ便のゲートを機内から確認できるのだが、急な時間変更だったからか確認できず、不安がつのる。


とりあえずタイ航空の機内食で腹ごしらえ。

普通においしかった!
ツナサラダの中に、刻んだパクチーが入っていたけど、特有の風味がほぼ残っていなかったので食べやすかった。

白いやつはココナッツのケーキだった。


ちょっとタイみを感じられた。


で、不安を抱えながら到着したものの、到着ゲートに「Paris」と書いたボードを持ったグランドスタッフが数人いて、パリ行きの乗客を探していた。

まあ、そうだよね。20分で乗り換えとか、在来線から新幹線に乗り換えるみたいなテンションで、自力で飛行機乗り継ぎなんて無理無理の実。



グランドスタッフの後ろについて、急いでセキュリティチェックへ。

アジアってセキュリティチェックで靴脱がせてくるところと、モバイルバッテリーを見せろって言ってくる空港増えたよな。。



セキュリティチェック通過後もまた、「Paris」と書いたボードを持ったグランドスタッフが数人。

手を挙げて、Yesって言ったら右いって!○番だよ!って言われたので、競歩世界大会並みにがしがし歩いた。



さすがに要所要所にグランドスタッフがいて、迷わずゲートへ行けるように案内してくれたので、間に合った。。

バンコクの空港の免税店見たかったのに〜…()


パリ到着

バンコクからパリは約11時間。

飛行機であまり眠れないタイプのワイ、おそらく総睡眠時間3時間程度(海外旅行時の通常運転です)


ヨーロッパへ行くときのトランジットあるある、現地の朝に着く。

今回も朝7時にシャルル・ド・ゴール空港に着いた。(日本時間は14時)


初日は機中泊によるガタガタな睡眠時間と時差、そして大むくみ祭り中の脚で、丸一日観光していく(しんどいの極み)



シャルル・ド・ゴール空港のヤツラがストライキしたせいで、飛行機の到着が立て込んでしまったのか、入国審査が激混みだった。


通過するのに1時間くらいかかった。


11時間座り続けたあとだから意外といけた。
フランスはコロナ関連の入国審査は全て撤廃されているので、審査もコロナ前と何も変わらない。


荷物を受け取ってホテルへ一旦向かい、スーツケースを預けたら10時になっていた。

友達から翌朝着く飛行機に変更できたと連絡がきていたので、今日一日はひとりでパリ観光!!となった。


パレ・ガルニエ

とりあえず自分の趣味でしかない観光地へ。

パレ・ガルニエことパリオペラ座でござい。


朝から公演を観に行くの?と思われるかもしれないが、オペラ座では公演がない時間帯に見学料はかかるけど内部見学ができる。
あまりに歴史的価値のある建物なので、そういう需要もたくさんあるみたい。(わたしとかね)


オペラ座ではオペラ、クラシックのオーケストラ演奏、バレエ、演劇などが上演されているほか、ミュージカルのオペラ座の怪人の舞台になっているなど、あらゆる劇場系オタクをとりこにする場所。

劇場系オタクじゃなくとも、建物が素敵すぎるので、うっとりできること間違いなし。


ロビーの対象美がもう素敵すぎる。

もう素敵すぎて美術館に来た気がしてきちゃう。

もちろんホール内もチラ見できる。
この日は夜から公演があったようで、舞台セットの確認をしていた。

オペラ座の怪人で落ちたの噂のシャンデリアはこれか…とか思いながら見た。

オペラやバレエで使われる衣装の展示もある。

休み休みだけど1時間くらい眺めていた。


ヴェルサイユ宮殿

再来年のパリ五輪で馬術をやると噂の宮殿へ行った。

パリ中心部から電車で約45分+徒歩20分(しんど)

駅からそこそこあるけど道のりはわりと簡単。


15分くらい歩いただろうか、明らかに周囲から浮いている建物(べた褒め)が見えてきた。その大規模な対象美っぷりに圧倒され、文字通り息をのんでしまった。


ヴェルサイユ宮殿に向かう最後の5分くらいは道がえぐい石畳なのでヒールはおすすめしない。

ちゃんとすべて観光しようものなら、丸一日かかると言われているヴェルサイユ宮殿。

機中泊明けでHP0に近かったわたしは、手前の宮殿のみ見学する券を購入。


なんでこんなに縦の空間が贅沢なんだろうか…。
日本にはあんまりない空間の使い方。


お庭もちょこちょこ宮殿から見える。
人のちっぽけさからも、庭園の壮大さがわかると思う。

住んだら逆に気が狂いそうなくらいゴージャスな内装と家具たち。

もはやルーブル美術館の写真ですって言っても信じてもらえそう。

ルイの野心に終始圧倒されまくった。
かなりさっさと見て回った方だったのに、1時間かかった。
どんだけ広いんだこの家は…。



ヴェルサイユ宮殿は駅からちょと遠いうえに宮殿の中も死ぬほど歩くので、ちゃんと体力のある日に行くことをおすすめする…。

機中泊明けの午後に行く場所ではなかった。。



ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅まで歩く途中で脚が疲れたのでマックへ行った。

フランスへ行くなら1日1マカロンがマイルールなので、マカロンを食べた。

マカロン2こ+エスプレッソで3€しないくらい。


フランスではコーヒーよりエスプレッソが付きがちのようだ。

世界的チェーン店も、お国柄でメニューがだいぶ違うので、のぞいてみると面白い。


パリ中心部からヴェルサイユ宮殿の最寄りまではこの電車に乗った。

パリはメトロ以外にも何種類か電車があり運賃やきっぷも別でちょっと慣れるまで時間かかったけど、東京の私鉄の多さに比べたらましか…


ビストロで夜ご飯

このご時世、海外旅行用ガイドブックはたいてい新しくても2020年春以降軒並み発行されていなくて、日本語で現地の情報を得ることがほぼできなかった。



そこで頼りになったのがGoogle先生。

地図、経路、レストランの口コミ、、Google先生さえいればなんでもできちゃうのだ。

Googleの口コミでホテル近くのよさげなビストロを見つけ、入店。


お店のお姉さんが英語も多少はできて、メニューもいろいろ説明してくれたので助かった。

アントレでえびの何か。
正直調理方法とか調味料は言葉がわかっても味があんまよくわからないので、具材でえらんだ(えびが好きなだけ)

メイン(plat)はビーフのタルタル。
タルタルは生肉料理で、なんだろう、めちゃおいしかった。

ユッケとかと近いんだけど、ユッケほど卵黄が主張してなくて、生肉感強くもなく、なんだろう、とりあえずめっちゃおいしい。

そして、ただの付け合せみたいな顔で居座るこのフライドポテト、人生でいちばんおいしいフライドポテトだった。

フライドポテトを食べて、じゃがいもそのものがおいしい〜って感じることは稀だけど、これはまさにそれ。じゃがいもがおいしくて油とのバランスもよかった。

デザートはフランボワーズのミルフィーユ。

フランス発祥のスイーツはたくさんあるけど、スイーツだからといって甘すぎないフレーバーが多いところがいい。

フランボワーズとかピスタチオとかシトロンとかコーヒー風味とか。
わかってるよな〜(急に上から目線)


ちなみにミルフィーユはフランス語の発音だとミルフェーユに近い。ミルフィーユってィを強めに言うと千人の女の子って意味になっちゃうとかなっちゃわないとか。


全く、フランスっておいしいもの多すぎて困っちゃうな!!

パリ一日目、終わり。
この日はベッドに入って1マイクロ秒で寝た。





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