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公務員のリアルな転職先

私もかつて地方公務員でしたが、最近公務員の方から「公務員からどこに転職できるか?」相談を受けます。
ネットの記事では、華やかな業界や高い報酬が期待される職種に転職されている記載もありますが、果たして本当なのでしょうか?
中には怪しい内容もあったので、これは危険だなと思い、、
そこで私が転職エージェントをやっていた時のことを事例としてお伝えしたいと思います。

地方公務員・国家公務員(行政職)
⇨市役所、特別区、都道府県庁、中央省庁、出先機関など想定。
転職先の事例としては以下。
①官公庁向けセールス
②公共分野のコンサルタント
③人材業界の営業
④中小企業のバックオフィス

求職者のポテンシャルに関わりますが、官公庁と接点がある職種は書類通過もしやすく、結果的に転職されるケースが多いです。
特に、学歴がMarch以上且つ20代であれば、公共分野のコンサルタントを筆頭にコンサル業界への転職も狙えます。

また、人材業界は年齢が20代であれば営業未経験からでも入社可能です。実際に市役所から大手人材紹介会社に転職し活躍している方もいます。
キャリアのリセットの意味では、人材業界はおすすめです。

他だと、バックオフィス職を希望される人もいます。
経理職:簿記二級の資格、会計や予算担当の経験を活かす
総務職:総務担当の経験を活かす
労務職:人事課や給与担当の経験を活かす

狙えるのが中小企業のバックオフィス職です。中小企業のバックオフィスは基本的に数人しかおらず、マルチタスクが前提のため、公務員の経験が活かせる職場です。
お給料は高くはないけれども、地元で腰を据えて会社を支えることはやりがいに繋がります。

ちなみに技術職の場合、以下が転職先の事例です。
①官公庁向けコンサルタント
②環境・土木コンサルタント
③理系のバックグラウンド活かす(社内SE、インフラエンジニア、セールスエンジニアなど)
④技術商材の営業職

行政職と技術職で若干違いはありますが、概ねこの内容に収まると思ってます。
公務員と一言で括るのは難しく、学歴・年齢・性格・専門分野・職務経験など様々な要素が絡みますので、どの職種なら興味を持てるかイメージできると良いです。
以上参考にください。



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