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勝浦との出会いの話 

勝浦との出会いの話 


大学へ行き野球をする、
息子は勝浦にある野球強豪大学を希望していた、
高校3年の夏、
野球強豪大学のセレクションを受けに行き、
私は勝浦に出会った、

私一人で頑張らなければいけないと
必死で生きていた頃だった、
勝浦へ息子たちと共に車で8時間かけて行った、
それまでも自由が効くので家族の行動は車で行っていた、
ハードル高いセレクションで息子はやや緊張していたが
私と他のものは完全に旅行気分だった、

高速休憩繰り返し、
静岡県富士山見えて喜んで、
夕方に横浜ベイブリッジ通過して、
首都高走って感激して千葉行きアクアライン走る、
海ほたるで休憩して晩御飯、
そこから2時間走って勝浦へ、
夜なのであたりは真っ暗で、でも海の匂いはわかった、
勝浦の出会いは夜だった、
翌朝、大学セレクションへ送り、
待ち時間中私と他のものは勝浦ドライビングした、
とにかく景色に衝撃の連続だった、

後に大学入学前の説明会で勝浦に強豪野球大学を作った理由を
聞いた、
この地で4年間学ぶのは息子だが私はとにかく大学の考えと
野球部の考えに聞き入ってしまった、
野球に対する気持ち、根性がなければこの地では続かない事も
息子も私も痛感した、

その後、勝浦在住息子は困った顔をしていたが、
私は心の拠り所を求めて度々勝浦へ行くようになった、
息子のお世話よりもこの地が大好きになってしまった、
一瞬でも勝浦の海、勝浦の街の風景を感じたくて
息子にありがとう、あなたは大好きな野球を頑張りなさい、
私は勝浦の空気を吸いにきました、
このエネルギーが何かにつながるような気がしていた、
車で走ったり、飛行機に飛び乗ってみたり、
思い返すと自分でもとてもパワフルな行動していたなと
笑ってしまう、
全部息子たちが繋いでくれたおかげで
どん底な私は這い上がることができた、

今でも勝浦の事を思い出すと、心が和む、
私の人生に大きく影響をもらえた場所、
辛い、しんどい、この人生でよかったのかと
思う事を洗い流してくれるような海風景だった、

私の目標は椅子に座って勝浦の海を眺める事、
近づけるようにがんばろう、


 


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