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ミス

ミスを繰り返して成長していく

ミスは、成功へのプロセスを解析するために重要な要素です。
成功は想定通りのアクションで誰にでもわかることだからです。

しかし、今の指導(コーチング)では、選手は”ベスト”ではなく”ミスをしない”プレーをするようになってしまっています。

育成年代への指導でも、一番気をつけないといけないのが、この“ミスに対するケア“だと考えます。

もっとも、10歳頃までは“善悪の区別“がつかないと言われてますので、“ミス=悪“という前提でアプローチしても効果はありません。

善悪の区別ができる年代への対応も含めて、ミス→悪→反省という流れで本当の改善を目指せるのでしょうか。
反省を“強制的“に促すことで、形だけの反省にならないでしょうか。

目標を明確にして、成功へのプロセスに対してミスの解析することが重要なのです。

一番手っ取り早い、”悪”(犯人)探しをして、プレイヤー個人に責任を押し付けて、対策した気になってないでしょうか?

ミスを浮き彫りにすることではなく、ミスが軽減された環境を目指すのがチームです。

サッカーはミスありきのスポーツです。

ミスを軽減する事とミスを速やかにリカバリーできる事がチームを強くさせる要素だと私は思います。

ミスという成功へのアプローチを改善できるチャンスをチープにしないように、目的をしっかり見据えて、チームとして対策を考えましょう。


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