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運動神経

その分野の有識者ではないのだけれど、運動神経って神経って言うくらいなので“脳の使い方“なのではないかと勝手に思ってます。

良いアクションは、複数のキーファクターをベストな状態で組み合わせることで成立します。

まずキーファクターを洗い出し、次にアクションに移ります。
キーファクターを洗い出すスピード、アクションを実行するための指示ともに”脳”の機能が重要であると思います。

キックを例に挙げると、下に挙げるようなキーファクターがあります。
a. アプローチ
b. 立ち足の位置、柔軟性
d. 足首の固定
e. ボールをよく見る
f. コンタクトポイント
g. フォロー・スルー
h. 強さより正確性
上手いキックは、上のキーファクターがベストな状態で組み合わされることで成立します。
さらにパスのキーファクターは下の通りでキックのキーファクターに合わせてさらにうまく組み合わせないといけません。
a. タイミング
b. 方向
c. 強さ
d. 見せかけ(相手の逆をとる)

論理的であれ感覚的であれ、様々なキーファクターを組み合わせるセンスがプレーのセンスと比例していると考えます。

関節の可動域や筋肉の質、体幹なども当然重要ですが、半分以上“脳の使い方“がうまい選手が運動神経が良いと評価されるのではないでしょうか。

とはいえ、“脳“に関しても鍛えないといけない。
身体的なトレーニングと同様に“適当“に習得できるものではなく、“戦略的“に身につける努力が必要です。

なので、私は育成年代の選手を指導するときには、できるだけ足を手と同じ頻度で使うように心がければ、うまいプレーができると伝えております。

サッカーがうまくなるために、身体も頭も鍛えましょう。

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