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関所ビジネスとは?

関所ビジネスというものを知っていますか?

関所ビジネスとは何かというと、あらゆるサービスが世に出回る上で必ず通らなければならないものに価値を見出しお金にかえるビジネスのことです。

わかりやすい例で言うと、不動産です。
オンラインを除いてあらゆるサービスを世の中に提供しようとする場合、場所が必要です。
その関所とも言うべき場所を保有しているということを存分に生かしているのが不動産投資になります。
「赤福」を知っていますか?
三重県の有名な和菓子ですが、以前品質問題で赤福自体の売上が下がるという出来事がありました。しかし、赤福の会社自体の売り上げはほとんど変わりませんでした。なぜでしょう?
答えは「土地」です。実は赤福は伊勢神宮の一部の土地やおかげ横丁(伊勢神宮前の出店が大量にあるところ)の土地を保有しているので、何もしなくても観光客が来て、おかげ横丁でいろんなものを消費してくれるだけで売り上げが上がるのです。

オンラインでいうとメディアがその代表でしょう。
リアルでみていないにも関わらずその商品やサービスを認知してもらうためには、情報にアクセスしてもらう必要があります。
そこをテレビやYouTubeなどのメディアが関所のように担っているのです。

この関所の考え方は事業においてとても重要だと考えています。
あるサービスを作ったとして、そのサービスにどう人々をアクセスさせるかという問いは必ず生まれます。
つまり世の中にサービスが生まれれば生まれるほど関所が発生するからです。

どこにどんな関所が生まれそうなのか、それをニュースやSNSで目的を持って探し、実行に移す能力があれば、どんな人でも一定規模の売上であれば立てられると思います。
現実そんなに甘くはないし、泥臭いこともやる必要がありますが、この考え方はビジネスマンにとってはとても重要だと思います。

僕の行なっている事業でもそのことを意識して、いかに企業と学生の関所になれるか、そこをゴールに掲げてうまい具合に進んできました。
来年以降の京大生や阪大生に関してはほとんど自分たちと接点が持てるという具合です。
もし京大生や阪大生など関西の学生に興味がある企業様があればぜひご連絡ください。


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