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Jリーグを終えて

今回はすこし自分の思いについて書きます。

Jリーグが再開し早5か月が経ち、無事に今シーズンも日程が終了することができました。今考えると「もうそんな経つのか」と思ってしまうほど時の早さを感じます。おそらく、中断期間の4か月間、サッカーという日常がなかった虚無の日々を過ごしたので、今年はとくに改めて当たり前のようにスタジアムや家でサッカーが見れることに幸せを噛みしめているからではないかと思っています。

もともと僕は本格的にサッカーを好きになったのは小1の頃でした。当時からJリーグのガンバ大阪が好きだったのですが、小中学生の頃はクラブチームや部活という形で自身もサッカーをしていて、基本土日は練習や試合があったので、あまりスタジアム観戦はできませんでした。

高校生になってからは部活も入らず、土日も休みだったので、万博に足を運ぶような3年間でした。まだ高校生だったので、資金の都合上全試合というわけにはいきませんでしたが、行ける試合はなるべく行ってました。

そして、大学生になった2017年からは資金的にも余裕が生まれ、ホームはほぼ全試合通えるまでになりました。多分その頃くらいから実際、毎試合観戦するのは楽しみでしたが、だんだん試合に行けるということを当たり前のように感じてしまう自分もいました。

しかし、2020年に新型コロナウイルス感染拡大により、Jリーグそして海外サッカーも見れない日々が続くと、自分がいかにサッカーが生活の一部にあるのかを気づかされました。この時期はゲームやランニングをしたり、就活生でもあったので、就活準備をしていましたが、楽しみがなくて辛い日々でした。

7月18日の有観客になってから最初のホーム戦。スタジアムに着いてから、まるで初めて観戦し始めた時のようなワクワクが止まらなく、サッカー観戦ってこんなに楽しいもんなんだなって改めて感じました。昨季まで観戦した試合のほとんどはゴール裏でしたが、この試合はカテ2に座って観戦していたので、また新たなサッカー観戦のスタイルも楽しめました。

それから、今季に関してはゴール裏で声を出せないこともあり、さまざまな席種で応援する機会が増えました。そこで一つ気づいたこととして、声を出さずとも手拍子や、ひとつひとつのプレーに対するリアクション(反応)や拍手、これだけでも選手を後押しできるんだなというのを実感しました。実際、今季のサポーターのみなさんが作り出す手拍子の雰囲気はまさに鳥肌もんでしたし、さらに自分自身、今季1年間静観しながら見ることで、また違った視点でサッカーを見ることができ、価値観が変わったような気がします。

学生生活最後の年にイレギュラーな形となり、アウェイ遠征にも行くことができず、辛かったけど、こうして最高のホームであるパナソニックスタジアム吹田でサッカーを見れたことに幸せを感じるとともに、全日程を行うために尽力して下さったクラブ、選手、スタッフ、Jリーグ全てに感謝の気持ちを持って来季以降もサッカーを観戦しに行きたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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