まるで推し活! 憧れの穂高岳へ#3 奥穂高岳山頂(3190m)まで私も登れました! 2023.10.14
noteへようこそ!
ヨガ指導員、マインドフルネス禅認定コーチの
成田レアです。
フィットネスインストラクターとしても
活動中です。
なんて濃い1日なんだろう...
色んな事が起こってくれたなぁ。
涸沢ヒュッテ泊の2日目の今日はam4:00起床の
am5:30にはパノラマ売店でスタンバイ完了。
これが涸沢カールの魅力
この為に涸沢ヒュッテに人は泊まる
\ モルゲンロート
見れました!/
モルゲンロートとはドイツ語でもあり
登山用語でもあります。
夜が明けきらない早朝に、
東の空より一筋の赤い光線が山筋を照らし、
山脈や雲が赤く染まる朝焼けの事で
山がもっとも美しく見えるときの一つ。
だそうです。
納得・・・
ほんの数分しか現れない大自然の芸術作品。
目の前に広がるオレンジの輝きに
大きな感動と高揚感が溢れてきます。
オレンジ色に照らされてるアソコ、
尖ってる場所に向かって
am6:20に出発しました。
今日の行程は涸沢ヒュッテから
奥穂高山頂まで。
からの〜、北穂高へ足を伸ばすか
ジャンダルムにチャレンジするか⁉️
その時の天気と体力次第で
先ずは奥穂高山頂を目指すコースだと
距離2.3km、所要時間3時間20分の予定。
奥穂高山荘に宿泊予約してます。
・・・結果私達は
距離10km、所要時間12時間にも
及ぶ行程になったのだ。
これは私の判断ミスから
珠ちゃんにハードな思いをさせてしまった
大反省と
結果、それで丸く収まったかな・・・
という長い長い日になった。
涸沢カールから奥穂高岳まではその先にある
「ザイテングラート」に挑むのだ。
岩場の急登が立ちはだかり、
一気に難易度が増し増し😨
滑落事故が多発する難所ですが、
慌てず1歩づつ丁寧に進んで行けば
大丈夫なはず。(と思いたい)
乗り越えた後の達成感は大きく、
挑戦し甲斐のあるルートだそうです。
ザイテングラートまでも登りの岩ジャリ道。
視界が奪われる素晴らしい景色と裏腹に
後悔の念が溢れてくる😖
(この後悔がさー、、、誰か聞いて)
殆どの登山者が涸沢カールをGOALにされて
翌朝下山されてました。
そのコースでも大満足です♪
更に先へ進むコースは北穂高へ行かれたり
私達同様、奥穂高岳を目指されたり。
この日、先まで進む登山者は少なめでした。
そのチラホラおられる登山者と私達では
明らかな違いがありまして。
殆どの方はザックが小さめで身軽!
私達は重たいザックを
そのまま運んでるスタイル!
(全員に近い)皆さん、
涸沢ヒュッテにザックをデポして
荷物軽々しく登られてましたよー
ザックをデポとは:
荷物の一部又は全部を山小屋や
登山ルートの途中に置いておく事です。
荷物を軽くすることで、
急峻なピークをピストンする場合などの
体力的な負荷が軽減できて
安全性も高まる方法です。
う、羨ましい・・・
穂高岳山荘に泊まる私達、
ここは頑張り所💪
行くっきゃない、けど、
イチモツの心配事がずっと頭にある。
後悔という心配事が。(誰か聞いてー)
さて、どうしようか.........
きたきたきたー
ザイテングラート‼️
レッツゴー💪
ザイテングラート、
良かった、怖くなかった◡̈
足場の狭い岩の複雑なアスレチック的な感じで
めちゃくちゃ面白い道でした〜
でも油断は禁物です。
風が強いと厳しいだろうな。
1時間ぐらいかけてゆっくり登ります。
もうすぐ...
到着‼️
am8:50 穂高岳山荘に着きました。
からの〜、目指すはここ!
山荘に着いて私はまず
イチモツの心配事を解消する事にしました。
山荘の方に
「今日宿泊予約してますが
明日の天気が心配で
どうしようか迷ってます」
と聞いてみたら
「不安なら絶対に今日中に
下山された方がいいです。
今晩から雪が降ると思います。」
と言い切っていただけました。
実は翌日の山の天気がCランクになってて
涸沢カールから登り始めてから
『穂高岳山荘に泊まるとして
明日、雨じゃない?
ってか・・・雪?!下山出来るか?』
と、ずっと考えてました。
あーんど
『涸沢ヒュッテで判断してたら
私達もデポれたよね・・・😭
身軽でザイテンに挑めたよね』
↑
この後悔の重さったら(笑)
結局私達は穂高岳山荘の宿泊を
その場でキャンセルさせてもらい
別宿を探す事に。
天候でのキャンセルの場合、
キャンセル料がかからないのが
めちゃくちゃ有り難いですね♡
今晩の宿探しじゃ。
1泊目の涸沢は満室😓
さぁ、何処が空いてる⁉️
私達を受け入れてくれたのは
横尾山荘様でした〜😭🙏
横尾山荘は憧れの奥穂高へ#3 の中盤に
出てきた場所で平坦な道の最終地点。
奥穂高山頂からはこんな場所。
昨日1日かけて登ってきたメインを
下っていく事になりました。
12時前には穂高岳山荘を出発しないと
日没までに横尾山荘には着けないんじゃね?
というタイムコース。
薄っすらイメージしてた
北穂高とジャンダルムは次回に持ち越し決定。
奥穂高山頂までは行こう!
往復2時間コースだ。
am9:15山荘を出発。(ってかまだ朝の9時)
穂高岳山荘までのザックの重みと勾配で
もう身体が疲れてますねん😵
着きました!
奥穂高岳山頂(3190m)です。
北アルプス(日本アルプス)の総鎮守的な存在
手を合わせるのも忘れたくない。
360度、全部見渡せます。
ここからジャンダルムへ!!!
元々はジャンダルムへ行こう!
と計画が始まった今回の山旅です。
調べれば調べるほど「私達にはまだ無理かも」
と敷居の高さを感じた山。
無理は禁物です。
スキル的にも急遽のスケジュール変更的にも
挨拶だけにしておこう。
登れる時が来たら
私は又、ここまで来れるはず!
挑戦させてもらえる時を待とう。
山は『絶対』とか『そうしなければ』
的な固定観念や自分都合は通用しません。
完璧主義なんてもってのほかです(笑)
考えてきた行程が無理なら
まぁ、仕方ないね
又、今度来たらいいやん
という切り替えが必要だし
元々そういう気持ちで登ってます。
行ける所まで行けたらいーやん、と😌
折角ここまで来たんだから、、、
というのも良ーく分かる。
時間とお金と労力、だけではなく
休みを取った仕事分のお給料とかも
含まれますからね。
でも大自然から見たら私達は
不自然そのものだと思うんです。
だからどんな都合があっても山に合わせる事。
それが自然と共存し楽しむ事に近づけるかな?
せめて登りたい山に似合った体力を持って
お邪魔させていただけたら、と思ってます。
2度目がありますように。。。
感謝の気持ちで奥穂高山頂から下山を。
何と言っても横尾山荘が
今日のGOALですからね。
am10:45山荘に戻ってこれました。
良いペースや〜
ザックを背負ってザイテングラートを
下るまでに休憩も出来る☺️
穂高岳山荘、泊まってみたかった
ご飯も絶対に美味しいはず。
親切なご対応に感謝です。
(おしるこオ、食べたかった〜)
下りのザイテングラートを後に。
涸沢カールへ降りていく景観も
目が奪われます。
くっそ〜、下山に飽きてきた(涙)
長い・・・
もうちょいとはまだ言えない所で(笑)
涸沢ヒュッテに着いた!
ではなく戻ってこれた〜 13:50出戻り。
涸沢ヒュッテのパノラマ売店で
小休憩を。
横尾山荘までの下山前に
生気を養うのだ。
(お菓子を貪り食べただけ🤣)
14:20、涸沢ヒュッテを後にした。
ここから横尾山荘まで
5.3km、2時間15分で到着予定。
よっしゃ、早くて16:30、
遅くても17時までには着けそうだ。
頑張って最後まで歩こう。
でも私達は、
早くて16:30、遅くても17時の予定が
横尾山荘に18:30着になりました...
空白の約2時間とは???
実は下山途中、
本宮橋まで後1時間ぐらいの山道で
人命救助の場面に立ち合う事になりました。
転けちゃったのかな?
と思ったら、そんな状態ではなく
手足が冷えて固まり動かせないという
低体温状態で仰向けに倒れてしまわれてて。
低体温症:
深部体温が35度以下になると、
激しい震えや、判断力の低下などの
症状があらわれます。
体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、
脈拍や呼吸の減少、
血圧の低下などが起こり死に至る事も。
自覚がないまま進行する事もある。
熱中症より死亡者が多いとされてます。
意識かハッキリされてきて
救助の目処も立った所で
1枚だけ撮影させていただきました。
冷やかしとかではなく
改めて再認識の為にもシェアする事で
登山者の命を守る事になると思いました。
自覚が甘い私も含め。
結果から言うと
この方は無事に救助されました!
だから書けます。
ここで一気に書き上げたかったのですが
余りにも濃い内容で
私がエネルギー切れです。
(既に長くてスミマセン)
改めて書きます。。。
兎に角、ヘッドライトを着けて
18:30に横尾山荘まで下山出来ました。
色々あり過ぎて、もうヘトヘトで
頭も回らず
この日の夜の記憶が薄い。
まぁ、晩餐のご飯は
しっかりお代わりしましたけどね!
こういう時は白米パワー。
そこは覚えております。
横尾山荘さん、
希少なお風呂がある山荘なのです。
山で風呂には入れるなんて〜🥰
疲れも緊張も溶けたー
ザイテングラート、奥穂高岳山頂から
一気に下ってきてからの
人命救助とお風呂と白米お代わりまで。
ドラマチックな1日でした。
今日も全員が無事で良かった!
私達、Good jobという事で即寝爆睡zzz.,
最後まで読んでいただき有難うございました。
明日が最終日✌️