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親のストレス0 お手伝い大作戦 小学生夏休み編

キーワード
①「家事の見える化」
②「やり方を覚える」
③「ポイントをつけよう」
④「研究にしちゃおう」

夏休みに宿題にもなるお手伝い
しかしお子さんはなかなか進んでやることは少ないでしょう
ではお子さんがお手伝いに進んで取り組むようにするにはどうしたらいいでしょうか

キーワード「家事の見える化」

今は夫婦共働きが普通
夏休みだからといって親が家にいられるとは限りません
できたら子どもにも家事を手伝ってもらいたい
しかし、へたにやってもらうとかえって時間がかかる
やるにしてもいやいや
ではどうしたらいいのでしょうか

夏休みのことだけでなく日常も含めて自然にお手伝いができるようになってほしいですね
そのためには「家事の見える化」をします
親も子どもも時間のあるときに家の中の「家事」に何があるかをリストアップしていきます
これは一度やるだけでいいのでじっくり取り組みます
洗濯・洗濯物干し・取り込み・洋服たたみ
料理・皿ならべ・皿洗い・食器戻し
できるだけ細かくリストアップします
次にその家事に得点をつけていきます
たいへんさや頻度で軽重つけてもいいと思います
それを大きめの用紙に書き込みます
次にお子さんは何ができそうか考えます
すると今までやったことがないものもやりたいと言い出すと思います
チャンスです
親にやりなさいと言われたことはやりたいとは思いません
しかし家事の中にはがんばれば自分ができることがあることが分かります
夏休みは時間があるので、親がやり方を教えればできるようになります

キーワード「やり方を覚える」

料理に興味があるお子さんも多いです
普段は時間に追われるのでなかなか手伝ってもらいません
夏休みは時間があるのでチャンスです
包丁も慣れれば使えるようになります
小学校では家庭科が5年生から始まり、包丁を使うようになります
学習にも役立ちます
洗濯物干しもできます
日頃、服を脱いだらひっくり返ったままにしないと言われている理由を理解します
最初は下手でいいんです
子どもはできるようになることが大好きです
できるようになったことをどんどん褒めて意欲を高めましょう

キーワード「ポイントをつけよう」

次に日々どのくらい「家事」をしたのかを一人ひとりポイントをつけます
お父さん10点、お母さん20点、お子さん3点
「家事」をどのくらいしているかを可視化していきます
ここで気を付けなくてはいけないことは、比較をしないことです
大人がポイントが高いのはやらざるをえないからです
お子さんはあくまで自発的に行うことを基本にするので叱る材料にしてはいけません
褒めるところは、お子さんのポイントの伸びです
昨日より1ポイント増えていいね、なんていわれると意欲が続きます
すると、自分ができるお手伝いを探すようになります
玄関の靴そろえを1ポイントにするのはどう?
ぜひ取り入れて、用紙に追加記入してください

キーワード「研究にしちゃおう」

この新しい「家事」ができるようになるまでの過程をまとめるとそれだけで研究になります
包丁が使えるようになるまでの課程、上手に切るコツ、その結果できるようになった料理、苦労や喜びなどの感想を含めをまとめたらできあがりです
一石二鳥ですね

家庭科では、子どもも家族の一員であること、家事をすることを学習していきます
「家事」を身に付ければ大人になって役に立ちます

楽しみながら「お手伝い大作戦」をやってみませんか?

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