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投資の世界、今を見るか未来を見るか

アウトプット18日目(夜)です。
昨日サボってしまいましたので、本日2本目です。
0時跨いでますが。

こちらの続きの派生で、今回はエミン氏と朝倉氏のやりとりについて考えたことをアウトプットしたいと思います。



これらの動画は、大筋では日本の利上げに言及しており、日本の動きは遅すぎる、という主張はわりと共通しているかと思います。

実際遅すぎるかどうかについては

こちらで言及しているのですが、今回アウトプットしたいのは、エミン氏と朝倉氏の主張の差です。


概ね利上げに関する見解は一致していたお二方ですが、AI(エヌビディア?)への見解は大きく異なっているように感じました。

エミン氏は、エヌビディアの商売手法や、半導体を使用している企業のマネタイズへの疑問を持っているようでした。

対して、朝倉氏は、AIによって世の中は劇的に変化し、大きな潮流が生まれるとの見解でした。

エミン氏は、AIから大きな変化が生まれることは否定はせず、現在の経済としてはバブルの状態、すなわち期待過多になっていて、実際の評価ではないのでは?商売もオーガニックな需要(純粋に欲しくて欲してる)のではないのでは?という見解でした。

さらに、朝倉氏の話をよくよく聞いていると、主張として大きな潮流になる、未来を予想できない、想像できない、過去経験した事がない世界が来る、というお話なのですが、私はここに違和感を覚えました。

さも、これから凄い(良い)未来が来る!と仰っているように聞こえる(だから敢えて「良い」は格好書き)喋り方なのですが、
「想像できない世界」というのは、プラスもマイナスもどちらも大きい世界、リスク範囲が大きい世界だと思います。
(ご本人からすると良い悪いは表裏一体でマイナスの側面があるのは当然、という感覚かもしれませんが)

そういった意味で、現状を冷静に捉えていらっしゃるのはエミン氏だな、と感じた次第です。


ただ、もう一点気になることが。

エミン氏は、過去の歴史や、現在知り得る情報から未来を予想していらっしゃいます。
その結果、これから日本はスーパーサイクルに入り、株価が上昇し、2050年には日経平均30万まで届くというシナリオもあり得る、と主張なさってます。

対して朝倉氏は、AIの発展は、これまでの経験に当てはめることは出来ない大きな革命となり、すごい未来が来る、と主張なさってます。


エミン氏の主張は、すごく雑に言うと、「2度ある事は3度ある」なのです。
当然ながら緻密に計算や分析した結果なのだとは思うのですが、過去から未来を予想するのは雑に表現してしまうと「2度あることは3度ある」になってしまいます。

そういった点では、予想通りにはいかない未来(良し悪しは別)という朝倉氏の意見に腹落ち感があります。


今回のお二方の対談を通して感じたのは、「現在を見る力」はエミン氏が秀でてる気がして、未来予想に関しては、個人的な考えに近いのは朝倉氏だけど、これは実際にその時になってみないとわからん!という結論に至りました。

願わくば、皆が幸せになれる未来、AIの利用方法が生まれていますように。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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