見出し画像

【重い出ネタのタネ】その重い出、供養します(仮)

ごきげんよう、りどもあ。です。
4月から新しい世界に飛び込むことになりました。
生きていけるかしら。

異動したいという願いは叶ったものの、役職はスライド。少し歯がゆいです。

が、しかし!
今年一年は勉強の年だと思って生まれ変わったと思い心機一転がんばりますヽ(*´∀`)ノ

その重い出、供養します(仮)

◯登場人物◯
弔い屋
相談者


亡くなった人にまつわる遺品の整理と供養を生業とする弔い屋(とむらいや)。一見ただの便利屋であり質屋のような店構えだが、彼の特技は物に残った残留思念を紙に書き起こすこと。

遺品専門だということを知らずに依頼をかけてきた女性。持ち込んだのは古い万年筆。これを質に入れたいという。万年筆が弔い屋に何かを語りかけてくる。曾祖母のお気に入りの万年筆だったという。曾祖母の名前の頭文字が一文字だけあり、残りは消えている。

お怨み申し上げます、とある男の名前(曾祖父)が残留思念としてこびりついていることを告げると、女性はこの万年筆が本当に曾祖母のものなのかを調べてくれという。弔い屋は必死な女性の様子に思わず引き受けてしまった。

結果万年筆は曾祖母の友人のものだったと判明。曾祖父を巡っての三角関係だったらしく、駆け落ちしようと待ち合わせた場所が火事に見舞われ命を落としたようだ。曾祖母は恋敵とはいえその万年筆は捨てられず後生大事に持っていたようである。
事の顛末を聞いた女性は納得し、そこから何かにつけて弔い屋を訪ねるようになった。2人の関係はここからがはじまりであるー…。

残留思念が文字となって宙を浮いてたら、そしてそれを捕まえて文字におこしたら面白そうだなというところから着想したお話です。

万年筆萌え。

りどもあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?