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問題が難しいと考えると勉強はできなくなる

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今回は「問題が難しくて解けない」という考え方の罠について紹介します。

■人やモノのせいにすると成長できなくなる

人や環境などの「自分以外のもの」に責任を押し付ける考え方を「他責」の考え方と言います。

例えば「先生の話がわかりにくいから、わからない」という考え方は「他責」です。

恐ろしいことに、他責の考え方でいる限り、成長は止まってしまうんです。

「先生の話がわかりにくいから、わからない」という考え方で現状を突破するには

「先生がわかりやすくなってくれるのを待つこと」

しか方法がなくなってしまいます。先生を成長させることはできないですよね。諦めるしかありません。

■自分が変えられる原因を見つけることで改善できる

反対に、どんなことにも自分に責任があるとする考え方を「自責」の考え方と言います。

先程の例を自責の考え方で考えるとどうなるでしょうか。

「先生の話がわからないのは自分の予習が足りないからかもしれない」

と考えることができますよね。

これなら、自力で対策ができます。予習をもっとやればいいのです。

■「問題が難しい」という他責ではなく、「自分の知識が足りない」という自責へ

「問題が難しくて解けない」

これも他責の考え方です。問題が簡単になることを願うしか対処法がありませんね。

でも、自責で考えるとどうでしょうか。

「解けないのはなぜだろう」

「自分に何が足りないのだろう」

このように考えると、

・教科書の基本問題を覚えていなかったからだ
・応用問題の解き方がわかっていなかったからだ
・同じような問題を練習した経験が足りなかったからだ

と、自責で考えることで自分でコントロールできる原因がわかってきます。

自分で変えられる部分での原因がわかれば、あとはやるだけです。

「自責」の考え方で目の前の課題を解決するようにすれば、どんな困難も自分の力で解決できるようになります。

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