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手元にある資源に目を向ける『ボールペンより鉛筆を探す法則』#38
『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中! day38
今日は、戦いを略すのが戦略!『ボールペンより鉛筆を探す』法則
4月の新卒入社に向けて、教育カリキュラムを作り込んでいる最中ですが、こちらの法則は、大きなヒントになりました。
まずは抜粋から紹介します。
個人的に印象深い宇宙開発の寓話がある。ボールペンは無重力状態ではインクがペン先まで届かず、宇宙空間では書けない。そこでNASAの優秀な科学者が10年の歳月と120億ドルをかけ研究を重ね、無重力でも、上下逆にしても、水の中でも、氷点下でも、高温の状態でも書けるボールペンを開発した。
一方、ロシアは鉛筆を使ったという。
著者は、この寓話を、難しいことに取り組んでいること自体に悦に入らず、最短の時間で最大の成果を上げる教訓とされています。
4月から新卒17名が、夢と希望を持って入社してきてくれますが、研修カリキュラムの準備を着々と進めています。優秀なリーダー、メンバーがいてくれるので、日々形にしていってくれます。
以前は数週間は研修して、その後はOJTでしたが、
ここ1~2年は、3ヵ月はがっつり研修して、成長スピードを上げるべく取り組んでいます。
*採用する際に「教育カリキュラム」「教育体制」がどのくらい整備されているかを気にする学生さんが多いので、充実度は採用にも影響します。
昨年よりも進化させたいので、あれこれと試行錯誤して、見直している真っ最中ですが、新たな教材を作りこんだり、レベルをさらに上げた内容に深ぼっていったりと、「難しいこと」に取り組んでいること自体に満足感を得てしまうという状況に陥りがちです。「作ってやったぞ!」という気分です。
プロとしてお客様の役に立つ人材を育てるには、覚えることが年々増えており、ついつい難しく考えてしまいがちです。
冒頭で紹介した事例に置き換えると、まさにボールペン開発に没頭している状態です。そこで、ボールペンではなく、手元にある鉛筆を使えないのか??という発想を持つことで、見える景色が変わってきます。
実は、社内には豊富な資源があり、新たにコンテンツなどを作る必要性は少なく、手元にあるリソースで十分活用ができます。というか、むしろ贅沢なくらいのコンテンツや人材がいます。
どんなリソースがあるかというと、
・40年連続増収で創業以来、連続黒字。無借金で自己資本比率90%。グループ全体の社員数447名。顧客数3,700社。日本でも10指に入る大型会計事務所を創り上げた創業者。
・親族外で2代目として事業承継をして、経営計画書の指導数は年間400社以上で指導実績日本一の2代目社長。
・日経トップリーダーの人気講師で、日本で一番分かりやすく財務を解説する執行役員。
・事業承継の協会を立ち上げ、同業者向けに事業承継の講座を手掛ける執行役員。
・チャンネル登録者数2.5万人以上のYouTubeを提供している金融のプロ。
といった感じで、社外に有料でセミナーなどを開催している方が複数おります。こういったコンテンツを教材として組み立てることで、非常に有用性の高いカリキュラムが出来上がります。
これらも活用しながら、「インプット」「アウトプット」「ロープレ」「実践」を組み立てていこうと思います。形になったら、同業者向けに外販していこうかと!
少し話は変わりますが、会社では、「技術教育」だけではなく「人間性教育」にも重点を置いています。
入社後の人間性教育の一環として『親孝行』を実践していますが、4月25日に支給される初任給でご両親へプレゼントを買ってもらい、謝辞を述べてもらっています。詳細は下記をご覧ください。
(実家へ帰るための交通費は会社が負担)
今日お会いしたお客様(エンジニアの会社)と、この話をしていたろころ、そのお客様は新卒には
ご両親に手紙を書いてもらい、初任給で購入するプレゼントと共に、手紙を贈っていることを教えていただきました。
「それは素敵!!!」とピンと来たので、経営者層にOKをもらい、早速、4月から真似をさせていただくことにしました。
どんな反応があるか、今から楽しみです。
【今日の習慣】
難しく考えずに、シンプルに考えて、手元の資源を活用する
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