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#3 カイジのような「綱渡り・鉄鋼渡り」から、「安心・安全の橋」を何本も架けるために、リスクや危険を最小化する

年末年始休みの初日。

今日は、家族で、実家への帰省お土産を買いに銀座に行ってきましたが、以前、テレビで話題になっていたスーパーの「オーケー銀座店」を覗いてきました。銀座でも他の店舗と同じような価格帯(299円のお弁当など)の商品もあったり、銀座店限定の商品もあり購買意欲がそそられました。
土地柄、インバウンドも狙ったお土産になる商品(お菓子、医薬品、雑貨)も充実しており、これからの繁盛が気になります。

さて、年末年始の過ごし方ですが、
「人が遊んでいる時、休んでいる時に頑張るからこそ、差をつけることができる」というモットーがあり、凡人である私が人より成長するには、こういったタイミングでどれだけ努力できるかだと思っています!

というわけで、今日は
・人生の大先輩に仕事・ビジネスの相談(→本業・複業で成果を出されている方で、かなり的確なアドバイスをいただきました。ありがとうございます。)
・PRESIDENT ACADEMYの経営の12分野の「投資とリスクマネジメント」を受講
・読書(『レイ・ダリオ氏の2冊』&『COO代行』)
・2024年の目標設定
を進めました。

「投資とリスクマネジメント」では、会社経営のおける「最悪の未来」や「落とし穴」について大変分かりやすく解説されており、リスクについて勉強になりました。
ちょうど、今日読んだ『世界秩序の変化に対処するための原則』でも、リスクが生じた時のことを想定しておく重要性について書かれていました。

経済的安全度はどうか、ざっと書き出してみよう(最悪の事態になってもお金の心配をしないでいられるのはどのくらいの期間かーたとえば失業するとか、価格下落、税金、インフレなどの原因で投資資産価値が半減するなど)

引用:『世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』

無収入寿命という言葉がありますが、最悪の事態になった時に、どれくらい持ち堪えられるかを考えておくのは、経営においても、個人においても大事ですね。
経営においては、固定費の1年分を蓄積していくことを目標に定めることを推奨しています。

いきなり内部蓄積・貯金を増やすことはできないですが、リスクを想定しておくことは、いつからでも可能です。とはいえ、自分の経験上だけでは、想像に及ばないものもあるので、学びを通して把握しておくことが大事だなーと改めて気づきました。

会社のリスクとして、他にもあると思いますが、ざっと整理してみました。

・外部要因(災害、パンデミックなど)
・インフレによる物価上昇
・サプライチェーン停止による調達困難
・得意先の倒産による不良債権化、売上減
・得意先の1社への依存度が高い
・利益率が低い
・不正(使い込みなど)
・損害賠償
・免許停止(資格業)
・労務リスク
・儲かりそうなうまい話
・名誉欲などによる執着
・不適切行為
・ハラスメント
・新規事業や既存事業の撤退の判断遅れ
・自社株の分散
・ITやDXなどの技術革新による仕事の消滅
・特定の人への属人化
・慢心によるムダ
・過度の節税による内部留保の少なさ
・連帯保証リスク
・理不尽なお客様への対応(カスハラ)
・社員の大量退職
・経営者の突然死

仕事において、中小企業のお客様と経営についてお話させていただくことが多いですが、
RISKチェックリスト」を作成して、一緒に点検したら面白そうだなと思いました。「RISK」よりも「Dangerチェックリスト」の方がインパクトあるかな。
中期事業計画を描く上でも、「リスク」を最小化するという観点があると、計画の重みも増していきそうなので、試していこうと思います!

リスクを0に近づけていくことで、カイジの綱渡りのような状態から強固・頑丈な橋を何本も架けていくことになるので、あのカイジの鉄鋼渡りのドキドキ感ではなく、安心感を得られそうです。

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