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ゴール設定は勘違いされやすい


 つい先日、友人とゴール設定について語り合いました。
 私は良く、コーチングやヒーリングの知識について友人に教えているんですけど、

 なんというか見事に友人は、内容を勘違いしていました……。


 
 正直に言って、ゴール設定は物凄いです。

 例えば、私の師匠はゴール設定を活用することで、両親のガンを治したことがありますし、

 他にも、火事で顔面の皮膚が悲惨なほどに火傷したのに、奇跡的な自己治癒でツルツル肌になった人もいます。

 
 そもそも私たちは本来のポテンシャルを全く発揮できていません。
 ポテンシャルを発揮することができれば、誰でも夢を叶えることができるのに、
 私たちは社会の洗脳によって、本来のポテンシャルは何重にも抑えつけられています。
 
 ゴール設定の概念を身体に刻み込むことができれば、その封印されていたポテンシャルを、フルに発揮することができるようになるのです。
 なんでも出来るし、なんでも叶います。
 これは、全ての人間に眠る可能性です。
 
 といっても、すぐに100パーセント発揮することはできません。
 恐らく0.1パーセントにも届かないでしょう。
 私の師匠に当たる人物も、精々1パーセントしか発揮できていないと仰っていました。
 
 でも、それだけで人生が180度変わります。

 あなたが今まで心の奥底に抱いていた願いも、拍子抜けなほど叶います。
 あまりにゴールが早く叶いすぎて、まるでゴールの設定が追い付かない、なんてことも普通に起こります。
 
 メチャクチャ不思議なんですけど、別に当たり前のことです。
 例えば、たとえ1ミリでも空を飛ぶことができたなら、これから生きる世界は想像もできないほど変わってきますよね。
 それと同じです。
 ゴール設定を身体に刻み込まれた人間は、空を飛ぶように人生を生きていくのです。
 
 故に、ゴール設定を知るということは、今まで生きてきた世界と決別することと同義です。
 
 しかし、それほど強力なゴール設定だからこそ、その本質を見誤って利用したとしても、効果は出てしまいます。
 
 私の友人も、勘違いしてゴール設定を利用していました。
 いや、本当に分かりやすく誤解してくれていたので、友人を例にゴール設定について語っていきたいと思います。
 
 私の友人は大学生なんですが、講義の時にゴール設定を利用しました。
 「講義の内容を完璧に理解する」というゴールです。
 友人は、このゴールを設定したことで、通常より講義の内容を理解することができたと喜んでいました。
 
 勿論、効果はあります。
 友人の気のせいではありません。
 そのメカニズムを説明することもできます。
 
 しかし厳密には、これはゴール設定ではないのです。
 ゴール設定の本質は、マインドを変えることです。マインドを変えないゴールは、ゴールではありません。

 そして、ゴールは現状の外に置かなければなりません。
 何故なら、現状の外にゴールを設定しないとマインドは変わらないからです。
 
 友人のゴール設定では、残念ながらマインドは変わりません。
 友人のゴールは、あくまで現状の中での理想の自分だからです。
 集中力は上がります。理解力も注意力も上がったことでしょう。
 
 しかし、たとえどれほど能力が上がっても、マインドが変わらない限り、ゴール設定が成功したとは言えないのです。
 
 何故なら、それはあくまで現状の自分でしかないから。マインドが変わってないから。
 だから、友人のゴール設定は間違っていたのです。
 
 ゴール設定は、マインドを変えることが目的です。
 マインドを変えて、初めて結果を出すことができます。
 
 例えば、「別にプロ野球選手になろうと思っていなかったけど、いつの間にかプロ野球選手になってた」というのは有り得ないでしょう?

 「過去にプロ野球選手になると決意したから、今プロ野球選手になっています」という方がリアリティーがあるはずです。
 
 マインドを変えずして、結果を出すことはできません。
 なら、どうやってマインドを変えれば良いのか?
 その為に必要なのが、ゴール設定です。
 
 だから、ゴールは必ず現状の外に置くこと。
 これだけは、絶対に覚えていて欲しいです。
 

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