嫌いだからこうします
僕の苦手なこと。
大人になってから好き嫌いが激しいと損する。
そう思って食わず嫌いだったものや体験したことないことにも、機を見てチャレンジしてきたほうだと思う。ただ体験した結果、確実に苦手だと思えたことは皆それぞれあると思う。
僕はコミュニケーションだ。
もっと言うと畏まった場面のコミュニケーション、面接なんかが最たる例だ。あと面前で発表したり披露したりすること。
評価されるポイントとかテンプレの答えが載っている対策本はいくつも売られていて、就活のときはそれに従って量産型の就活生を演じていた。
ただこれが嫌いだった。
どれくらいか表すと、面接の場なり発表の場が予め決まっていたら1ヶ月前くらいからそのことを考えて憂鬱になって、どこか疲れきってしまうほどには嫌いなのだ。
ただ畏まらない、友達と交わすカジュアルなアメカジスタイルのコミュニケーションは大好きだ。お互い心を開ききった状態でのコミュニケーションは非常に安心できて、ネタがあれば、たとえネタもそこまでなくても、つまらないところから話が展開され、尽きることはない。
だから決めた。
畏まった場面、面接とかでは自分に鎧を着せて型に嵌った人間を演じていたけれど、これからはそんな鎧は着ないようにする。
人間、こういう鎧を脱ぎ捨てたときに顕現するものが重要で、何の素っ気もない僕のような人間は逆に映えるのではないかと思っているということもある。堅苦しいことに慣れていないから、どこか背伸びをして実力以上の虚像を見せてしまっているのかもしれない。そのままの自然体を見せることができれば、自分では気づけていない何かを照らしてくれるような出会いに繋がるのかもしれない。
腹黒いと言われたことは数多あるけれど、性格そのものは良いと思うから、まあ素で勝負しても勝てるだろう(笑)
そのくらい程よく気を抜いて、頑張ります。