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とりあえずの旅納め

新しいところもおかげさまで割合スパッと決まり、有給休暇消化期間を終えて、無職期間も少しあるからと思い立った梅雨時。
前職と前々職で出来なかった、隠された趣味となってしまった「旅」を思うさましてみることにした。

といっても、新しい会社での手続きもあるだろうことを踏まえて長期に渡って行くことはせず、2~3泊程度を数回できればいいかな~くらいのもので。
お金もないし。
質より数で満たすことにした。

こういう資格を持っているから、プランニングは得意だ。
思えば、中学生くらいから自宅のパソコンを前にぶつくさ独り言をつぶやきながらプランニングしていたものだ。
家族旅行でも、自分でお金を払いはしないが安いプランを洗ったり、現地で使う交通手段の交通費だとか移動方法、当日の飛行機・新幹線に余裕を持たせて間に合うようにするには自宅を何時に出れば良いか?どの電車に乗れば良いか?とかを率先して調べていた。
家族旅行となれば、子どもならばついていく側が普通だろう。
しかし我が家では、自分はガッツリ催行者側だった。

1回目はあらかじめ決めていたところに行けたので大変充実していた。
なんなら円滑に行き過ぎて、現地で追加スポットも拾えたのもデカかった。

そして、2回目は長崎に行った。

後日長崎特集が続くと思うのでバレる(?)

バレてええやん

自分のルーツがここにある、ということもあって勝手知ったる土地なのだけれど…お馴染みのところをお馴染みのかたちで行くのも面白くないので、毎回何かしらの変化を加えている。
ルーツ、とはいえこうして観光というかたちで訪れているだけに過ぎず、帰るところもないので、結局のところ部外者に変わりないが「第二の故郷」と言えるような実家界隈に似た雰囲気を感じていた。
行くだけで懐かしく思えてしまうのはお馴染みだからなのかもしれない。

やはりいつ行ってみても、旅という名の現実逃避は自分に向いていると思う。
お金の気兼ねをせずに慣れない地をあちこち行くなんていうのも普段からする行為ではないからなおのこと。

旅程も終わりになると、現実というものが見えてきて名残惜しさというか、現実を過ごしていくことに嫌気が差すことが毎度毎度あるが、それでもこれまで楽しめたからなんとか生きてみるか、なんて旅の思い出を貯金箱に入れて…もはや燃料タンクに入れたかのような心持ち。

現実でそれなりに仕事して、それなりに回せてきて、疲れてくるまで旅はおあずけ。
それぞれの郷にビジター気分で突撃するのではなく、現実に新たに与えられた郷で馴染むのが先決。

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