【台湾留学の現実】台湾華語を学んで一ヶ月が経ちました。本音の現状と学習進捗を報告します。
你好。
台湾留学中の roro です。
台北市内の師範大学附属語学センターにて、
社会人留学しています。
あれからさらに、やっと一ヶ月が経ちました。
体感的には三ヶ月ぐらい経った気がしていましたが、先月の今頃は、ちょうど授業が始まったばかりでしたね。
授業やシステム・通学路としてのMRTや街中を走る公共バスに慣れるために、目印を頼りにきょときょとしながら道を歩き、毎朝出掛けるたびに
ドラクエの旅立ちのテーマ(壮大)やポケモンのマサラタウン(終)が脳内テーマBGMとして流れていました。
ただ学校に行くだけなのに。
厨二病精神がいまだに抜けきれていませんでしたね。
ありがたいことに、在台湾の日本人の方々とも知り合うことができて、
食事に誘って頂いたり、いろいろ教えて貰ったり、
どこかへ連れて行きたい&ついでに自分も出掛けたい叔父に連れられて、
台湾名物あのバイクの2人乗りをしながら台北市内をちょろちょろ出掛けています。
そんななか、台湾人に交じってのびのびと暮らしている吾妻ですが、
有益な情報らしいものより
『現地でこんなかんじで生活してるよ』と、
台湾での生活をゆるく呟いているTwitterに少し変化がありました。
『6月から台湾へワーキングホリデー!』『秋に台湾へ留学します!』
『HSK受かったら台湾へ留学する!』というフォロワーさんが増えたのです。
やーー、たのしみですね!!!
準備など大変でしょうけどがんばっ……え、
わたしのフォローしてて大事な情報とか見逃さない?
だいじょうぶ??
せっかくなので今回の記事は、
【一ヶ月、台湾師範大学で台湾華語を学んで、いまどんなかんじ?】
について書いてみようと思います。
わたしと同じように社会人で台湾留学を考えている方、
やっと海外へ行けるようになったから、
短期でも台湾へ留学を考えてる、または、
台湾へ留学する予定の家族がいる。
外国語なんて中学と高校までで話せないし自信ない、けど
せっかくだからワーキングホリデーで台湾へ行きたい。
そんな方へ向けまして。
結論:一ヶ月学んでこんなかんじ。
以下、日本語を使わず、出来るようになったことなど。
(あくまでもわたしの場合です。個人差はあります。)
ドリンクスタンドでや飲食店で店員さんに注文や簡単な要望が伝えられるようになる。
飲食店やお店で分からないことがあれば自分から話しかけて教えてもらう。
簡単な会話であれば街で話しかけられても返事が出来るようになる。
漢字は日本語読みではなく台湾華語の読みに読めるようになる。
それによって説明書きなど自然に台湾華語で読む。
公共交通機関の掲示板やアナウンスを見なくても聞き取れるようになる。
クラスメイトと共通の言語として簡単なコミュニケーションがスムーズになる。
わたしの老師は授業はほぼ台湾華語のみで、補足として英語が使用されます。
会話重視タイプで、これはとってもありがたいです。
1・2 は教科書で例文として出てくるぐらいですから、生活する上でとても重要ですよね。
ただし、飲食店や生活用品を購入するお店では決まったことを聞かれやすいです。
それに対しての返答ですから、イレギュラーな事を聞かれたりすると戸惑うことも。
吾妻は、ひとりでも臆せずお店に突入するタイプなのですが、
店員さんに話しかけられて伝わっていないなと気づかれると、
フォローしてくれたり、また少し言葉がわかると伝えると、普通に話しかけてくれます。
そういった場面では個人的な印象ですが、台湾人は、外国人に対して寛容的だと思いますし、お客さん以上に、個人として接している気立てを感じます。
3 は駅で交通費を聞かれた時のことでしたが、
反射的に返事ができるとすんごく嬉しいです。
4・5・6 読めない漢字もまだまだたくさんありますが、自然と華語で読むようになりました。
7 これもけっこう楽しいです。
今のクラスは、タイ人6・アメリカ人1・日本人2のほぼ女性クラスで、
みんな勤勉で気が良い人ばかり。
教わった文法を使って、台湾華語と英語を交えながら、
拙くもクラスメイト同士でコミュニケーションが取れるのはうれしいですね。
1カ月でこんなかんじでした。
いかがでしょうか?
とはいえ、まだまだこれから。
『会話できる相手』という面では、自分から話す、
話しかけてもいい相手を選んでいる、という事でもあります。
まだ現地の友人は出来ていないので、親戚家族との会話が日常になりますが、家では台湾語が主流なため、あまり会話ができていません。
ただ、なんとなく全体的な話題は理解出来るのと、
集中していないと話の内容が全くわからない、この差が激しいです。
残念ながら、わたし自身は台湾語はできません。
保護者である叔父は、日本語がほんの少し分かるだけで、流暢な会話はできません。
わたしとの会話は台湾華語を使ってくれますが、台湾語の方が使用割合が多いので、どうしても分からない時は翻訳アプリを使用します。
叔父は台湾語6,7割:3,4割台湾華語でぶっこんで話してくるので、
毎日がスピードラーニングです。
さらに病院や機関の手続き、美容院で髪を切るなど、自分から細かく説明したり、質問をしたりはまだ出来ませんし、
食事をするところでも、漢字でなんとなく分かるけれど、読み方が分からないものもまだまだ沢山あります。
老師は教育のプロですし、発音が悪くても理解してくれ、会話を導いて、さらに語彙の表現を訂正してくれます。
店員さんは上手く伝わらなくて戸惑っていても、フォローしてくれたり、
後ろの並んでいる人が待っていてくれるのも、
対、人としてコミュニケーションをとってくれているからに違いありません。
それでも、『伝わった』という小さな成功の積み重ねは、大きな自信に繋がります。
臆せずたくさんお話ししていきましょう。
わたしもがんばりますよ。
海外留学の理由なんていくつあってもいい。
【海外留学】ってどんなイメージでしょうか?
あれは高校一年の時。
ちょっとおませなクラスメイトが、バックストリートボーイズを皮切りに、
海外アーティストにどハマりし、彼らと英語でコミュニケーションをとりたいが為に、
あっという間にオーストラリアへ留学を決行、留年ギリギリに日本へ帰国。
結局、高校を中退してそのまま海外へ…という日本から赤道直下へ爆進したハリケーンみたいな子がいました。
そんな事がありまして。
海外留学とは日本にない『好き!!!』がどうにも止めらなくて、求めて飛び出して海外へ行く、そんなイメージを持っていました。
それだけ彼女の夢中になれる『好き!!!』が衝撃的だったわけです。
憧れの海外や進学する大学の一つの選択肢、
将来、就職や仕事に役立てたり、経験として海外留学……
むしろ目の前に惹かれるものがなければ、
それこそ試してみると良いと思います。
ではそんな衝動的でもなく、現役学生でもない。
大人になって、社会人経験をして、
それから留学してみてどうなの?というところでいえば、
はっきりいってしまえば、どうってことありません。
むしろ、下手に気を遣いすぎず足並みを揃える必要もなく、
ほんのちょっと生きた経験が身になっているような気にもなっています。
うちのクラスで例えれば、タイ人やアメリカ人にとって漢字は難しすぎるし、
わたしからすれば、声調やアルファベットがすこし覚えづらかったり。
それぞれの国があって、言葉や文化があって、
世代をこえて平等に学ぶために集まって、
そしてみんな同じスタートラインから始めている。
出来なくて恥ずかしいことなんて何にもないし、
発音がおかしいとかそんなことで笑う人なんて一人もいません。
いつだってはじめるのはいい。
だれがなんと言おうと、
望んで学び続ける姿勢はうつくしいとわたしは思っています。
わたしが台湾華語を学ぶ目的は
実は今回の留学。
わたし自身センシティブにいろいろと深い理由がありまして。
いずれ書きたい記事として今はまだ、あたためているので、
今回はさっくり目的として記しておきます。
わたし自身、勉学としては約一年の留学期間をもって来台しました。
最終的にどうなりたいか。
将来的に台湾を生活の拠点の一つに。
そして台湾での生活において何不自由なく暮らせること。
もちろんせっかくですから、
今後のキャリアやワーキングスタイルにも役立てたい。
そのために必要な台湾華語を学んで、コミュニケーションをとり、
自分の意思や考えを明確に伝えられるように。
台湾人と変わりなく暮らせるようになることが最終的な目標でもあります。
わたしの母は台湾人ですから、
日本に嫁いでから現在も日本で家族と暮らしています。
一生懸命仕事を続けている彼女が、
いつか仕事を辞めて、ゆっくり一息つきたいと思った時に、
わたしが台湾に居ることで、気軽に帰ってこれる場所になれたらいいなとも思っています。
お気づきでしょうが、わたしはずっとやりたかったことを達成しに、
そしていまのわたしは少しばかり、
素直で欲張りな目的を以ってして、のびのびと生活をしています。
頂きましたサポートは留学費と台湾生活に充てさせて頂きます。 もうそのお気持ちがとても嬉しいです。謝謝您多感謝。