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ペット製品の洗濯に特化した「トリマーの相棒になる」洗剤を木村石鹸さんと開発することになりました!

こんにちは、SIPPO-HAPPOスタッフのしゅうです(^ω^)

今回は新製品のニュースでございます!

このたび、SIPPO-HAPPOでは、ペット製品の洗濯に特化した新しい洗剤「あいぼうの洗剤(仮称)」の開発をすることになりました。
販売開始は冬ごろかな……という感じです。

製造をお願いするのは、なんと木村石鹸工業株式会社さん!

木村石鹸さまWebサイト https://www.kimurasoap.co.jp/ より引用

開発も共同で行ってまいります〜。


理想のペット製品洗濯洗剤をトリマーのみなさんに聞いてみたッ!!!伊賀で!!!!!

最初にこの洗剤の開発を知ったとき、わたくしはまず


「なんで作るん?」

と代表ノマに尋ねました。
すると

「あいぼうのタオル(※弊社製品)があるからにはあいぼうの洗剤が欲しいからね!」


「?」

わたくしは「なるほどわからん! ううむ、これはトリマーさんの現場の声をがっつり聞くいい機会だ!」と思いました。
また、現場の声を木村石鹸さんにもお伝えしなければ〜となりまして、去る2023年8月2日に有志のトリマーさん数人と、三重県にある「木村石鹸工業株式会社伊賀工場 IGA STUDIO PROJECT」にお邪魔いたしまして、特別に工場見学と意見交換会をさせていただきましたッ!!

社員さんがお召しのTシャツ、かわいかった……(当日の詳しい様子は9月にレポート記事を公開予定です!!)

木村石鹸さんとの意見交換会でトリマーさんから寄せられたお声、それを踏まえた洗剤の開発の方向性はざっくり、以下の通りです。

①香料を使用しない

香料の使用は悪いことではないです。でも、特定の香りを苦手とする犬は少なくはなく、さらに犬の香りの好みは千差万別なので、「あのこはこの香りがダメっぽいけど、このこは大丈夫っぽい!?」みたいなこともままあります(しかも苦手かどうか明確にわかるものではない……)。

ですので、さまざまな犬に使うなら香料使わないほうがいいね……ということで、「無香料」にすることにしました。

また、香料が使われていると汚れの匂いがマスクされてしまい、汚れが落ちていないことに気づかないまま、不衛生なタオルを使用してしまう恐れもあります。

「不衛生なタオルを大事なワンちゃんたちに使うわけにはいかないから、かなり注意して洗ってます」というトリマーさんの声も聞かれました。
そういう意味でも、確かにペットに使うものの洗濯には無香料の方が適切だなと感じました。

②地域や気温に左右されない使いやすさ

トリミングサロンでは洗濯機が屋外に設置してある場合も多いと聞きます。気温が低い冬、粉石けんや液体石けんは冷たい水には溶けにくく、石けんかすが溶け残って蓄積することが多く発生してしまいます。石けんかすが蓄積していくと、タオルの吸水力や感触を損ねてしまいます。
また粉石けん・液体石けんは水の硬度との相性があり、洗い上がりに地域差が発生してしまいます。

「どの地域のトリミングサロンでも、どの季節でも使いやすい(あいぼうパワー!)」にするには、石けんパワー全振りではちょっと難しそう……。

③合成界面活性剤と純石けんのバランス

「石けんパワーはピーキーだぜ」となると、注目すべきは合成界面活性剤です。石けん氏がチームで使いにくいなら合成界面活性剤氏に全振りでいいのでは、と思いきや、そう簡単なことでもないのです。

確かに合成界面活性剤を使用した液体洗剤は使い勝手が良く、濃縮タイプもありますが、洗濯時のすすぎ回数や水量によってはタオルに界面活性剤が残留してしまうことが少なくありません。
人間よりも繊細な犬の肌のバリア機能を守るためにも、肌に直接触れるタオルに界面活性剤が残留することは避けたいところです。
そう、合成界面活性剤氏にも合成界面活性剤氏の使いにくさがある……

(※ちなみに、今回の界面活性剤などなど〜のお話はタオルの洗浄に関する話であって、イヌのシャンプーでは考え方が変わるのでご注意くださいね!)

で、わたくしたちが大事にしたいのは、きちんと洗い上がりながらも、犬の肌への優しさも損ねないバランスだと思います。
つまり、石けん氏のよさと合成界面活性剤氏のよさを生かしたバランス……ほしい!!!!

「合成界面活性剤と石けんのちょ〜〜どいいバランスを見つけて開発してもらえませんか……!!」
ということをトリマーさん&スタッフ一同、しっかりと木村石鹸さんにお伝えしました。

つまり、石けん氏を合成界面活性剤氏が助け、合成界面活性剤氏を石けん氏がアシストする……(バディものでよく見かけますね! タ●バニかな?)

実は木村石鹸さんの自社開発のハウスケアブランド「SOMALI」の「洗濯用液体石けん」がそのようなグッドバランスを狙って作られているよう。それをベースにしつつ、ペット業界向けにチューニングしたオリジナルアレンジをしてくださるそうです〜!!!
ウレシイ〜〜!!!!(絶叫)

ちなみにSOMALIの洗濯用液体石けんには「衣類のリンス剤」という石けんかすを取り除く製品もすでにあって天才です。今回のあいぼう洗剤もリンス剤との併用を前提に開発予定で、これで石けん氏の「石けんかす残りがち」という最後のデメリットもどうにかできます!
(ちなみに、リンス剤を使って洗ったタオルとリンス剤なしのタオルを触らせてもらいましたが、ふわふわ感が段違いに感じられましたよ〜〜)

木村石鹸さまWebサイト プロダクトページ https://www.kimurasoap.co.jp/somali/product/rinse/ より引用

トリマーのあいぼう洗剤、作ってまいります!

わたくしはこの業界に入って日が浅いため、洗濯洗剤をとりまくトリマーさんのもろもろの大変さをこのたび初めて知りました……!!
たとえば、「シャンプーは卸売業者から仕入れられるけど、ほとんどの業者では洗濯用洗剤の取り扱いがないから、洗濯洗剤は別途ホームセンターやドラッグストアで買わないといけない」とか。

そういうトリマーさんのめんどみをなるべく取り除きつつ、犬のお肌に優しい洗剤、めっちゃ作りたい!!!
ということで作ってます!!!!
楽しみに待っててくださいね〜〜〜!!!

冒頭にもありましたとおり現在絶賛開発中でして、発売開始は【2023年の秋深まった頃〜2024年が見えてくる頃】かな、と思います。

たびたび開発状況をTwitter(というかXというか)で発信していきますのでぜひフォローしててくださいね。

またnoteでは今後、8月2日のレポート記事や、開発担当の方へのインタビュー、木村石鹸工業株式会社代表の木村祥一郎さまと弊社代表ノマとの社長対談(!)などの記事を公開する予定です!

社長対談、楽しみだな……♪

本公式noteもぜひフォローの上、随時チェックしていただければ幸いです。

木村石鹸工業株式会社さんのご紹介です!!

木村石鹸工業株式会社は、大正13年(1924年)創業の家庭用洗剤、業務用洗浄剤、金属表面処理剤(バレルコンパウンド)を自社で企画開発から製造まで行う老舗メーカーです。職人による「釜焚き製法」により自社工場で石鹸成分を一から製造できる、国内では数少ないメーカーの1つです。
三代目代表が閉館後の銭湯に通い詰めて1968年に開発した浴場用洗剤は、洗浄力を維持したままタイルや手肌もいたわることのできる洗浄剤として長く銭湯事業者に愛されています。
近年は、これまで生協用OEMなどの極めて厳しい品質基準のもとで培ってきた商品技術を自社ブランド「SOMALI」などでも展開しています。
人と環境の安全に配慮し、調和の取れた製品づくりをモットーとしています。
https://www.kimurasoap.co.jp/

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本ニュースについて気になることがある方は
info@sippohappo.okayama.jpへご連絡くださいませ!(担当:サカキ)

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