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NHK「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」のサウンドトラック制作へ参加【2024年春号】

こんにちは。株式会社RE-MiXです。

今回は、文化や芸術の促進と保護に重点を置き、アーティストやクリエイター活動の支援を行う文化芸術創造事業部より事業報告いたします。

本記事がnoteで最初の活動実績報告であり、後述する株式会社RE-MiX arts所属アーティストの2024年5月までの活動実績を含むため情報が盛り沢山となっておりますが、各所属アーティストの精力的な活動をぜひご一読くださいませ。



1.株式会社RE-MiX artsを設立

株式会社RE-MiX 文化創造芸術事業部は、文化や芸術の促進と保護に重点を置き、アーティストやクリエイター活動の支援を行っている事業です。

この度、2024年1月25日に株式会社RE-MiXの子会社として株式会社RE-MiX artsを設立いたしました。

RE-MiX artsでは、「芸術(art)は人間そのものであり、全ての人間こそがartである」という考え方のもと、育成・マネジメント・サポートの一貫した体制を構築し、所属アーティストだけでなく全てのクリエイターと、制作に関わる全ての技術者の才能と権利が尊重され守られることを第一に考えています。

その上で、多様なアーティストの未来への一助となる事業として、表現者の環境整備および表現活動の場の新規開拓を目指します。


下記CEOとCOOのメッセージです。

"art= i" に、チカラを。私は、一人一人の人間そのもの"i"がartであり
その人間のアイが表現されたartを愛しています。

そして、世界は"i"の"アイ"で出来ている、そう信じていますし、そうであってほしいと強く願っています。だからこそ、より多くのartが、豊かで素直な人間性の発露として存在できるように人間という芸術"i"について考え、その価値への理解を深めるべくアイを届けていきたい。

それがRE-MiX arts設立における土台です。

CEO本間詩麻

音楽の世界でも手軽に誰でも学べる教育機関がありますが、適正かどうかわかりづらい金額設定、教えることに念頭は置かれているものの、受講生の未来までを考えているとは感じづらいケースが多いと感じており、このような実態にアーティストとしても個人としても長く憂いておりました。

また、いざクリエイターとして仕事を手掛ける段階において、納品しても世に制作物が公開されないことや報酬が明確でないまま制作を受けざる得ない状況が商慣習の観点で圧倒的に多いと感じております。

RE-MiX artsは、この現状を改善するために動き出します。そして新しい才能との出会いを心から楽しみにしています。

COO川﨑昭

引き続き、株式会社RE-MiX文化芸術創造事業部では、
RE-MiX artsのサポートを通してアーティスト・クリエイター支援に邁進してまいります。

マツモト建築芸術祭2024 ANNEXへ協賛いたしました。


2.mouse on the keys

株式会社RE-MiX arts 所属アーティスト mouse on the keysの2024年5月までの活動報告です。

2006年結成。川﨑昭(Leader / Drums)、新留大介(Piano / Keyboard)、白枝匠充(Piano / Keyboard)によるオルタナティブ・バンド。

2台のピアノとドラムとで織りなすサウンドと、ミニマルで幾何学的抽象を思わせる映像演出によるライブパフォーマンスとで日本のみならず

海外のファンも多く、各国でライブツアーをするなどワールドワイドに活動している。

mouse on the keys
白枝匠充(Piano / Keyboard) 新留大介(Piano / Keyboard) 川﨑昭(Leader / Drums)


代表曲:「最後の晩餐」


ー マツモト建築芸術祭2024 ANNEX mouse on the keys:Pointilism Ⅱ にて1日限りのパフォーマンスが実現

長野県松本市で2022年から開催されている「マツモト建築芸術祭」にて、
第3回の今年は、「マツモト建築芸術祭2024 ANNEX 消えゆく名建築 アートが住み着き 記憶する」というテーマにて、解体予定の旧松本市立博物館をメイン会場にして、2月23日(金)に開幕しました。

展示は連日、大勢の観覧客で賑わい好評を博し、迎えた3月24日の芸術祭最終日には mouse on the keys(川﨑昭、新留大介、白枝匠充)、常田俊太郎(ヴァイオリン)、本澤賢士(サックス)、bonstar(ターンテーブル)、飛田雅弘(ギター)がライブパフォーマンスを行い、華々しくフィナーレを飾りました。

当日の様子は下記イベントレポートにて詳細をご確認いただけます。



NHK「新プロジェクトX 挑戦者たち 」のサウンドトラックの制作に参加

「プロジェクトX」が18年ぶりに復活します。旧シリーズでお送りしたのは、黒四ダムや青函トンネルなどの巨大建設工事、VHSや国産乗用車などの製品開発、あさま山荘事件の舞台裏など、日本の産業史・現代史に残るプロジェクトに関わった人々のドラマでした。新シリーズではバブル崩壊以降の「失われた時代」が主戦場です。どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリーです。

https://www.nhk.jp/p/ts/P1124VMJ6R/

私のバンドmouse on the keysが、NHK「新プロジェクトX 挑戦者たち 」のサウンドトラックの制作に参加しました。今回サウンドトラックは、複数の作家によるオリジナル楽曲と選曲をミックスしたハイブリッドな構成となっている。そして、本日3/28(木) 夜7時30分より特番放送!「新プロジェクトX 挑戦者たち 放送直前スペシャル」が放送されます。4/6(土)からの初回放送に備えてぜひご覧ください。

mouse on the keys川﨑昭より


ー mouse on the keysのメンバーでキーボーディストの新留大介が
DNAAK(ドナーク)名義でソロ作品を2024年1月17日にリリース。

新留は以前よりソロでのライブ出演やエレクトロユニットなどでの作品
を発表してきており、今回まさに待望のソロ作品のリリース。
アンビエント作品も特徴とする新留であるが、今作はリズム・オリエンテッドの攻撃的なエレクトロ・チューンを2曲をリリース。
IDMの流れを汲みながらもDNAAKのデビュー作にふさわしい、アイディアとハードコアな感性に溢れたシングルとなった。

https://big-up.style/musics/580005?wovn=en
DNAAK “Gratify / Bloom”



3.Seeker's Club Band

株式会社RE-MiX arts 所属アーティスト Seeker's Club Bandの2024年5月までの活動報告です。

東京からUKロックを踏襲した楽曲を発信する 6人組オルタナティブロックバンド。
大学の軽音サークルで出会ったメンバーは、それぞれが一度はバンド活動から離れていたものの、2017年9月のとある機会で再度集いSeeker’s Club Bandを結成。

繊細ながらも包容力のあるボーカルの歌声、楽器隊が織り成す個性を散りばめたシンプルなサウンド。そして、色褪せることのない往年のUKロックを感じさせるメロディラインが特徴。
一時活動を休止していたが、コロナ禍を経て再始動します。

Seeker's Club Band
Ryosuke Kajino(Guitar / Chorus) Kensuke Kubodera(Bass)
 Chino Kosaku(Vocal / Guitar) Yoshihiro Kanatani(Drums)
Asuka Seki(Keyboard) Yurie Yoshida(Keyboard / Chorus)


ー Seeker's Club Band本格始動!Youtubeチャンネルにてティザー動画を公開

全6曲のティザー動画をYoutubeに公開いたしました。各曲については下記になります。

1. American Girl
若かりし頃、思いを馳せていた女性シンガーに対する憧れと妄想を歌った楽曲です。
やや思いをこじらせてしまった思春期のギター少年の心理を表現した歌詞を王道のUKロックのメロディーに乗せて表現しています。
パワフルなサウンドのイントロとアウトロもこの楽曲のポイントです。

https://www.youtube.com/watch?v=BR5WazaaR7I

2. Joy To The World
人間とAIの仮想恋愛をテーマにした楽曲です。
歌詞のパートにより立場の異なるそれぞれの心情を表現しています。
比較的フラットな展開と、クリーンで明るい曲調が特徴の楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=mMaSplzpppg

3. Sunset Spider
混沌をテーマにしつつ、過ぎ去った時間への懐かしさと憂いの感情を表現しています。
全編に複数重なったコーラスワークが入ったり、転調箇所があったりと展開の面でも他の曲とは異なる特徴を持った楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=-rEXItBa0Hw

4. Take Your Time
争いに直面した兵士の心情の変化をテーマにした楽曲です。
序盤は不条理なことに巻き込まれてしまったことに対する不安定な心情や戸惑いを表現していますが、後半に向かうにつれて、強く立とうとする意思や姿勢、覚悟が決まっていく様を表現しています。
曲調にも心情の変化を投影しており、繊細なサウンドから徐々にパワフルで力を帯びたサウンド展開が特徴の楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=UMs900AN948

5. Days Are Numbered
メンバーにとある病が発覚した時の思いを綴った楽曲です。
唐突に死に直面するという恐怖と葛藤、生への執着がテーマとなっています。
内に秘めた心の叫びが徐々に強くなっていく様を表現した歌いまわしとサウンド、楽曲に込めたメッセージをストレートに伝えるためのシンプルな展開が特徴です。
バンドが再始動するきっかけともなった楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=Fae-Ox3QdOs

6. Ocean
Oceanという曲名ですが、内容は海にまつわるものではなく、疲れた労働者の現実との葛藤、そこから逃避したい感情を表現しています。
詩の内容とは裏腹に、ポップで明るめの曲調が特徴の楽曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=-Chm_bWEqic



ー 各ミュージックサービスへの楽曲も公開

Spotify・Apple Music・Amazon Musicなどの各ストリーミングプラットフォームにて楽曲を公開いたしました。


最新情報は下記リンク内から各SNSにて確認できます。


4.rintaro

株式会社RE-MiX arts 所属クリエイター rintaroの2024年5月までの活動報告です。

rintaroは兵庫尼崎発の、3Dクリエイター・作曲家です。
現在は神戸芸術工科大学3年生。23歳の若さにして、第3回TYO学生ムービーアワード金賞を獲得、第15回日本映像グランプリ一次入選するなど、映像と音楽のシーンでめきめきと頭角を現しています。

「Gratify」DNAAK ©rintaro 2024


ー VISION JACK CONTEST 24’春のセレクト賞を受賞!

『VISION JACK CONTEST 24’春』は、15秒という限られた時間で、プロ・アマ・個人・企業問わず全世代が参加できるショート動画コンテトです。

審査方法は公式YouTubeチャンネルでの「オーディエンス投票」で決まり、入賞5作品は、都内10か所の屋外ビジョンで配信します。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000104725.html


rintaroの作品が2024springにてセレクト賞を受賞し、屋外ビジョンにて公開されました。


ー GeGプロデュース曲のリリックビデオを担当制作

所属映像作家rintaroが、変態紳士クラブのメンバー、GeGがプロデュースした4曲のリリックビデオを手がけました。気持ち良い浮遊感が印象的な映像を、ぜひご欄ください。





5.本記事に関するお問い合わせ

本記事の内容及び、RE-MiX arts に関するお問い合わせは下記よりお願いいたします。

宛名:株式会社RE-MiX 友石正太郎
部署:文化芸術創造事業部
宛先:info@re-mix.community


次回は2024年夏号(9月公開予定)を予定しております!お楽しみに!


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