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サラリーマン起業家のすゝめ

今年は税務署と法務局に数えきれないほど行きました。本日の自分の会社の資本金増加の再登記の件、これで今年最後かと。大企業だと財務や法務、税理士さんや社労士さんがやるような仕事を、いくばくか私もお仕事をお任せすることもありますが、自分で会社をやると全て色々経験できます。

経営をしていて物事を前に進める必要があるので、足りない資源(ヒト•モノ•カネ)は待っていても何も増えないので、資源集めや仲間集めは自分で考えて行動しないと進まなく、社内に忖度してる余裕や暇なんてありません。

会社の登記、資本金増額などの再登記、決算、労務、各種補助金申請、免許申請、等々、会社に関わることがたくさん経験できます。

話は少し変わりますが、官公庁もデジタル化は頑張っていますが、官公庁周りの手続きが本当にアナログすぎて、あまりにも生産性が悪いことばかりなので、本気で官公庁のデジタル化やシステムやプロセス刷新に関与できないか、法務局や税務署に来るたびに何度考えたことか。

それは置いといて、

私は石戸商事合同会社と株式会社ゴッドバレーという、二つの法人の代表を細々としてます。

石戸商事合同会社はざっくり3つの事業をやってます。

①法人向けDX•マーケティング•営業•経営戦略アドバイザー(ノバセルさんや小林製薬さんなど5社ほど)
②D2CブランドMUKAUの製造と販売
③ナチュラルワインの販売(酒類販売免許申請中で現在年明け開業に向けてブランドコンセプトやロジ周りなど準備中)

もう一つの会社の株式会社ゴッドバレーは東京タワー近くの神谷町でTrimというナチュラルワインの飲める肉バルを運営してます。

少し前にこんなnoteを書きました。

私の2つの会社で使ってるツールやシステムも普段サラリーマンで各種部門に所属して自分の仕事をだけをやってると、なかなか触れないような(もちろん使ってるのもあるかと思いますが)、これらを使ってます→freee、Airレジ、Airペイ、docusign、LINE公式アカウント、各種SNS、Googleビジネス、Google workspaceのadmin、Meta Business Suite、タイミー、レストランボード、その他諸々。いわゆるこのように起業して普通に業務してると最近採用需要の高いデジタル人材な働き方になり、数ヶ月こんなことしていると立派なデジタル人材やデジタルマーケターと言われる部類に入るかもしれません。

大企業と比べると自分で起業すると規模こそ小さく、経営資源は無いものばかりですが、自分の資本(お金や時間)でやるので当事者意識が必然とありますし、たまに自分も使いますが当事者"意識"という言葉も本当は好きじゃなく、そもそも"当事者"になります。

私がやってるような起業したばかりの会社である零細企業は、大企業のようなコーポレート部門(人事•財務経理•法務など)や営業部門、マーケティング部門のように潤沢な人的資源はないので、先述のようにいかに効率化するか、IT活用するか、誰に何を言われなくても勝手にDXします。勝手にシンドバッドじゃないですが、勝手にDXです。

最近はサラリーマンエンジェル投資も始めました。詳しくは以下の記事に書きましたが、サラリーマンがエンジェル投資するのは色々な便益を社会や個人にもたらすと思ってます。

サラリーマンがM&Aもする時代になってきてると思います。

脱サラ起業も増えており、国やVCからの支援もこの10年くらいでずいぶん充実してきており、とても応援してますが、起業家 or サラリーマンでなくとも、サラリーマンしながらの起業、つまりサラリーマン起業家もおすすめです🤓

いわゆる、雇用主からSalaryを得て生活している者がサラリーマンというわけですが、日本の正規雇用と非正規雇用をあわせると5,500-6,000万人くらいいます。

300万円未満の所得を雑所得に」というニュースをこの夏くらいから散見しますが、300万円以内に収める•収めないと言った論点の副業の雰囲気なるのではなく(最初からは難しいと思いますし、本制度はそうでない目的や背景な気はしますが)、サラリーマンが300万円以上の複業•副業所得を目指せるような状態になり、仮に全国のサラリーマンの10%がそうなると日本のサラリーマン副業総所得15兆円、仮に1%でも1.5兆円になります。なかなかな金額です。

日本の税制だと事業所得300万円を超えるようなサラリーマン起業家やサラリーマン複業家が増えるといいんじゃないかと思いますし、自分はそのような発信や仕組みを創ってもいきたいと思ってます。

日本の平均年収は約4万ドルですが、サラリーマン複業家やサラリーマン起業家が増え、先述の事業所得300万円のバーを超える人が増えてくると、世界のトップの平均年収のアメリカ、アイスランド、ルクセンブルクのように6万ドルを超える国を総額で超えてきます。

サラリーマンって1番チャレンジできる職種だと思うんです。

会社辞めて起業したり、リスク背負って何かやることも素晴らしいですが、価値観や状況は人それぞれだと思ってます。

日本にはサラリーマンが人口でいうと最も多いわけであって、それでいてサラリーマンが最もチャレンジできると思うので、上記のエンジェル投資の記事でも書きましたが、日本のスタートアップ環境は年々チャレンジしやすい環境になり発展を遂げていますが、短期的に国際力や国力として米国や中国、ヨーロッパやイスラエルほどにすぐにはならないと思うので、特に日本はサラリーマンが多いわけなので、日本で最も多いサラリーマンがサラリーマンをしながらの起業や兼業する世の中はとても良いと思ってます。

私はゆるやかにではありますが、サラリーマンしながら2社起業して、そのうち1社はM&Aで、最近エンジェル投資を始めましたが、ゆくゆくはサラリーマンしながら自分の会社を上場をしてみるという、実はまことしやかに考えてたりします。

サラリーマンが起業とかM&Aとかエンジェル投資とか、言葉だけ聞くとハードル高そうな印象は私も以前はありましたが、やること自体はいかようにもハードル自体は低くなるやり方もあります。

大前提として、サラリーマンとして雇用されてる会社では最大限成果を出し、貢献をして、それでいてサラリーマン起業家、サラリーマンエンジェル投資家としてぼちぼちやりながら、いずれサラリーマン上場とかしていたら面白い世の中になってくるんじゃないかと思ってます。

最後に会社作ってみようと思ったサラリーマンの方へ、実際に私が昨年会社を作る時に参考にさせてもらった起業家の先輩の向井さんのnoteおすすめです。正直、会社手続きが極めてアナログなのが会社設立を促すには阻害要素の一つな気がしますが、向井さんの会社設立の手順の経験が文字化されていてとても参考になりました。

私は官公庁でも法務局でもなんでもないですが、近い将来会社設立手順を円滑にするために仕掛けようと思ってます。これが円滑になるとサラリーマン起業家が増えやすくなると思ってます。

それではTGIF

サラリーマン複業やサラリーマン起業にご興味ある人は気軽にご連絡ください。

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