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もう迷わない!脊柱の動きを出す‼︎姿勢とスクワットが良くなる

こんにちは

島田です。


本日は昨日の続きから

スクワットの質を高める為のエクササイズをご紹介します


脊柱の特徴と可動域

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脊柱は体の正中を通る重要な骨です。

神経を守り、体の核として存在します。

同時に、関節として可動性機能も兼ねています。

脊柱は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎に分けられます。

更に、その下には仙骨と尾骨があります。

脊柱の湾曲は体に掛かる衝撃を吸収する役割を担っています。

この湾曲が減少したり、湾曲のバランスが崩れると、体の機能や不調に繋がります。


脊柱の可動性

脊柱の動きは

屈曲

伸展

側屈

回旋

があります。

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図は脊柱のエリア毎の可動域を示したものです。

ここから、スクワットにおけるフォームの崩れ(体幹の屈曲)

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を修正する為に、どこのエリアを動かせば良いのかが見えます。


胸椎の動きは大切めちゃめちゃ

スクワットにおいて、体を起こす(脊柱伸展)の動きは大切です。

その為には

・関節の柔軟性

・脊柱起立筋群の活動

が重要です。

筋肉の活動の前に、関節の柔軟性を獲得する事が必要です。

つまり、脊柱の柔軟性が低下していたら、そこを動かす種目から行う事が理想です。


では、どこのエリアを動かせば良いのでしょうか?


ここでもう一度、先程の関節可動域の図を見ましょう。

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はい、ポイントは矢状面上における胸椎下部の伸展です。(緑の項目)

胸椎の可動性は年代問わず低下している事が多いです。

特に、伸展と回旋は低下しています。

スポーツにおいても、この部分の可動性はパフォーマンスを左右すると言っても過言ではないです。

ポイントは胸椎の動きです。



エクササイズで機能を高める

では、脊柱の動き(特に胸椎)を動かすエクササイズをご紹介します。

エクササイズは全部で2種目です。


順番通りにご紹介しますので、お間違えの内容に。


キャット&ドッグ

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まずは息を吐きながら、背中を丸めていきます。

脊柱をしっかりと屈曲し、椎体一つ一つを動かします。

ちなみに、島田の見本は腰椎の動きが悪いです(反省)


次は伸展です。

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ここでポイントは、胸椎の伸展を意識した動きです。

写真だと全部伝えられませんが、胸椎を中心とした伸展を行います。

この動きがなかなかできない場合は練習が必要です。


スクワットベースの脊柱伸展

では、キャット&ドッグで脊柱を動かしたら、次はスクワットでもその動きを意識します。

その為に、いきなりスクワットをしても上手くいきません。

大切なのは、種目や動作を分解です。

私はこれを、トレーニングの因数分解と呼んでいます。


トレーニングの因数分解については別に機会に紹介します。


話を戻して。

スクワットにおける脊柱の動きを意識したいので、股関節と脊柱のポジションをスクワットに近づけます。


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膝立ちの状態で、バンザイをします。

この際、脊柱の屈曲が起きないようにします。

この状態をキープして、

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ラットプルダンの動きで脊柱(胸椎)を伸展します。

脊柱の可動性があれば、背中に筋肉の収縮を感じます。

これをゆっくり20回1セットです。

真面目にやるとすっごい疲れます(真面目にやりましょう)笑

この動作を繰り返し、再度スクワットをしてみましょう。

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最終ポジションで胸椎伸展を意識した脊柱の位置を作れればOK‼︎

一度実践してみて下さい。


今回は脊柱の動きとスクワットの質を高める部分を紹介しました。

スクワットは基本的なエクササイズです。

スポーツパフォーマンスを高める為にも

必ず行います。(学校部活でも)


基礎を抑え、質を高めれば結果がついてきます。

スクワットの修正に困っているトレーナー・指導者は是非参考になれば嬉しいです。

本日はここまで。

最後まで呼んで頂きありがとうございます。


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