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これからの時代はフィットネスはパーソナルサービスを高品質にする必要がある

こんにちは。

島田です。

夏の疲れが出てくるこれからの時期。

私も毎年秋口になると体調を崩しやすいので注意が必要です。


本日のテーマは昨日に引き続き、今とこれからのフィットネス業界について、トレーナー・インストラクタースキルアップの必要性についてです。


必要なパーソナルスキル

前回も紹介しましたが、今後は下記の4つを軸にパーソナルなサービスを上げていく必要があります。
ここでいうパーソナルスキルに関しては、健康に関する運動・栄養・休養のうち、「運動」にフォーカスを当てています。

運動指導スキル

整形疾患対応スキル

身体評価スキル

カウンセリングスキル


それぞれ見ていきましょう。


運動指導スキル

運動指導スキルとは、相手にとって必要なプログラムを伝える能力です。

スクワットを指導した際、相手のフォームをみて何が問題なのかを判断しながら、言語とタッチで伝えていく必要があります。

特に、言語による指導能力はオンラインが普及する事を考えると絶対必要です。

ここを養う為には、自身が普段から意識した言語の選択をしているかフィードバックする必要があります。

新人トレーナー・インストラクターの皆さんは可能であれば、友達や家族に練習相手になってもらい、相手がどのように感じ取っているかフィードバックを貰えると良いです。

会話の間や選択する言葉は無意識に行われている部分もあります。

フィードバックが大切です!!


整形疾患対応スキル

ここからは一般的フィットネスクラブには関係がないと感じるトレーナー・インストラクターの方がいるかもしれません。

だとしたら、それは一歩立ち止まり見直して欲しいです。

私も8年業界にいて、医療機関や総合クラブ、パーソナルジム、高齢者施設等で痛みや体の不調を訴えない人の方が少ない印象です。

フィットネスクラブは体を変えたいと願う人達が集まります。その目的は様々ですが、永年の習慣や環境によって体に不調が起こ事は当たり前であり、前提として関わる必要があります。

プログラムを組み、提供していく中で体の不調(痛み・可動域の低下・筋出力の低下)があった際、どれだけ的確に対応できるかでサービスの質は変わります。

そんな体の不調が出るのは、クライアントとの何気ない会話であったり、セッション中の無意識な行動にも現れます。

体の不調を整える為に、整形的疾患のメカニズムと理解は欠かせません。


身体評価スキル

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整形疾患に対しての知見を知る中で、同時に身につけるのが「身体評価」です。

私が提案する身体評価とは、FMSなどの包括的なものから、細部をみる(靭帯の緩さなど)ところまでです。

木を見て森を見ずという言葉がありますが、
身体評価においては木と森両方見る必要があります。

両方を行ったり来たりします!本当に。

そのプロセスを体得できれば、トレーニングの質だけでなく、クライアントが満足する結果を提供できます。

その人の体がいまどうなっているのか?

何が問題なのか?

それを把握できる、できないの差は大きいです。


カウンセリングスキル

最後はカウンセリングスキルです。

ここでのカウンセリングスキルとは、

傾聴力です。(奥が深い部分)

傾聴に関する書籍は沢山出ています。

共通するのは、相手の立場に立つということ。

これがなかなか難しいです。

特に、専門家になればなるほど、エゴが強くなります。

相手に貢献したい、救ってあげたいと思う程
自分目線の意見が多くなります。

傾聴では8:2で相手に話してもらう雰囲気作り、

環境作りが必要です。この辺りは文字では伝えきれない部分です。

1番有効なトレーニング方法はロールプレイングを行い、フィードバックをもらう事です。

英会話と同じです。

傾聴力は他者交流の基本になります。

自分の意見だけで終わらないよう、心掛ける必要があります。


本日は今後トレーナー・インストラクターに求められるパーソナルスキルについてご紹介しました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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