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コピーライターの経歴は信用するな!?

コピーライターの経歴は迂闊に信用してはいけません。

たとえば、
「これまで売上〇〇億円に貢献しました」
「CVR○%のLPを作りました」
「メルマガで○%の売上向上を達成しました」

など。

こういった文言は、コピーライター外注を採用する人などは良くみるのではないでしょうか?

こういった数字を並べられると一見したら「すごい」と思いますよね。

でも、これを間に受けて信用すると痛い目に会います。

なぜかというと、

こういった数字は作れるからです。

売上〇〇円に貢献した、といってもそのプロジェクト全体の売上で、膨大な人が関わっていたプロジェクトかもしれないし、大きな案件なら広告にもそれなりの費用をかけているはずです。

それらの人件費や広告費などの経費を換算すると大したことはない、というパターンも珍しくありません。

また、メルマガで売上を達成したという話も正直あやしいです。
なぜなら、メルマガの成果はリストの質と量に左右されるので、そもそも小広告流入が多かっただけ、というケースもあるからです。

CVRも同じですね。成約するまでにはコピーライター以外にも、マーケターやデザイナー、動画編集者、事務スタッフなどの多くに人が関わっていますので、一概にメルマガを書いた人の実力とは言い切れないのです。

では、コピーライターが提示する数字の何を信頼すればいいのか?

そこが気になるところだと思います。

これは自分の感覚値ですが、作成した文章の雰囲気や案件の数、どのくらい提案してくれるか、など示してくれる行動だと思っています。

前述したとおり、数字は作れるので、当てにならない。
じゃあ、やっぱり行動がすべてということになるのです。

また、コピーライターは文章をのプロです。
日頃から、どうすれば人の心を動かして行動してもらうのか、それを言葉で伝えるにはどうすればよいか、を考え続けています。

だから、プロフィールも良く書いているものです。
これは私自身も同じ。

だからこそ、コピーライターのプロフィールや提案文は、しっかりとその人の中身を見ることが大事なのです。

一見したら凄そうに見える数字も、考えてみたら当たり前なケースが多いもの。実際に、コピーライターの面接を担当していた経験から言えることです。

外注先のコピーライターを募集する際は、小手先の経歴に騙されないように気をつけましょう。

参考になりましたら。

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